「考えないときに、すれ違いが起こり、それが積み重ねれば、別れにつながるわけです」
こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。
最近は、少し好みが変わったのですが、3年ほど前くらいまでは、チョコパイとか、甘くてケーキっぽいものがめちゃくちゃ好きでした。
前の会社では、ストレスだらけだったせいか、残業のときには、よく食べてたんですね。
で、自分も先輩や同僚から、ときどき、お菓子をもらっていたので、僕も、自分が買ってきたものを、ときどき、周囲にあげていました。
あるとき、転勤になって、誰も知っている人がいない場所に行くことになりました。で、全くしたことがない仕事をすることにもなりました。
で、そこで一緒になった先輩と折り合いがよくなかったんですね。ただ、全くしたことがない仕事だったので、その人に教えてもらわないと分かりません。
とりあえず、普通に話ができるようにならないといけないなと思って、残業しているときに、何度か、僕が好きな甘いお菓子を渡したんです。
媚びを売るではないですけど、人間関係の潤滑油になればと思って。
で、その先輩は、受け取ってはくれましたが、……な感じでした。その後、あるキッカケがあって、先輩は、辛党だったらしく、甘いものは苦手だったことを知ったんです。
うわー、やってしまった、という感じでした。で、結局、その先輩とは、親しくなることはありませんでした。
しばらくして、先輩は、昇進し、管理職として、近県に赴任していきました。
ということで、自分が好きなものであっても、相手が好きとは限らないということを改めて、学んだのです。
彼に自分と同じを、つい期待してしまう
さて、僕たちは、相手に自分と同じを、つい期待してしまうことがあります。相手は、違う人間だ、だから、好き嫌いも違うんだ、ということは、頭ではわかっています。
けれど、不安を感じたり、不満を持っていたりすると、例えば、〇〇をしてくれない=私のことを好きではない、と思ってしまうんですよね。
なぜなら、好きなら、自分と同じように考えるとつい勘違いしてしまうからです。で、もちろん、同じように考えるときもありますが、考えないこともあります。
考えないときに、すれ違いが起こり、それが積み重ねれば、別れにつながるわけです。
彼と違うから、足りないところを補い合える
だから、あなたが良かれと思ってやったことでも、相手にとっては、ストレスになることがあるということを理解しておきましょう。
あなたがストレス発散になるから、パートナーと一緒にしたいと思ったことでも、相手にとっては、それを一緒にすることがストレスになることもあるということを知っておきましょう。
ということで、逆に言えば、相手と違うから、好奇心が起こって、好きになり、相手と違うから、足りないところを補い合えるのです。
参考になれば、嬉しいです。
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/3790
https://www.koiblo2012.jp/archives/3771
https://www.koiblo2012.jp/archives/3705
この記事は、アメブロに掲載したものを加筆、修正したものです。