同じように妥協して相手と結婚したと思ってしまうと、ずっとその思いが燻り続けます。
33歳、女性看護師です。今、婚活で非常に苦労しています。
今までは、周りからは「美人」とか「キレイ」とか、外見を褒められることも多く、容姿には気をつけていましたし、自信がある方でした。
だから、20代はモテてました。ハイスペックと言われる男性とデートしたり、お付き合いすることも多かったです。
けれど、この年齢になり、急に市場価値が下がってきたことを感じています。
好きになる人や彼氏からは、結婚したいと思って貰える女性ではなかったのだと自覚し始めました。
結婚市場価値が下がってきている自分を受け入れられません。
そして、結婚市場価値の高い男性を望み、どうしても、アプローチしてきてくれる男性を受け入れられずにいます。
「結婚はしたいけど、妥協はしたくない」という気持ちにどうやったら区切りをつける事ができるのでしょうか?
こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。
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本当に必要なものは、案外少ない
大学時代、僕はバックパッカーをしてました。
バックパック1つで、短いときは、1週間、長いときは1ヶ月ほど、旅行していたんです。
特にオーストラリアやイタリア、イギリス、アメリカをウロウロするのが好きでした。
で、身軽に動きたかったので、そんなに大きなバックパックではなく、父親に貰ったわりと小さめなバックパックを使っていました。
その中に必要最低限のものだけを入れていたんですね。そして、衣服とかは、旅先のコインランドリーで洗濯していました。
壊れたとか、忘れたとか、足りないって思ったものは現地調達していました。「やらかした」と思ったのが、腕時計を忘れたことでした。
その当時は、海外に携帯を持っていくことにそれほど必要性を感じていませんでしたし、むしろ、盗難にあったら、マズいと思っていたんです。
だから、海外に出かけるときは、携帯を家に置いていました。また、その頃は、腕時計をする習慣がなかったんです。
だから、何も思わず、家を出てしまい、気がついたときには、すでに出国手続きした後でした。しょうがないので、慌てて、免税店? で時計を買いました。
少し話が脱線しました。ということで、何が必要か、なぜ必要か吟味しながら、バックパックに入れるものを選んでいました。
そして、選びながら、本当に必要なものって、案外、少ないんだなと思ったことをよく覚えています。
「結婚はしたいけど、妥協はしたくない」でOK
さて、ご質問に戻ります。「結婚はしたいけど、妥協はしたくない」というお気持ちで大丈夫です。
モノで考えてみてください。妥協して買ったモノって、結局、使わなくなることって多いと思うんです。
同じように妥協して相手と結婚したと思ってしまうと、ずっとその思いが燻り続けます。
だから、相手と一緒にいても幸せを感じられず、満たされない気持ちを火遊びで埋めるみたいなことも起こりえます。
なので、「妥協しないといけない」と思うくらいなら、結婚しないほうがマシでしょう。
「アプローチしてくれる人を受け入れらない」ということですが、生理的に「友人としてはOKだけど、パートナーとしては無理」という人はいます。
だから、「この人は無理だ」と思ったら、潔く諦めましょう。そのほうが相手のためになります。
情報が多すぎて、彼でいいのか分からなくなる
ここからが本題になります。僕たちは、いろんな情報やたくさんのモノに囲まれて生きています。
だから、自分にとって、本当に必要なものとそうじゃないものがよく分からない状況にしばしば陥ります。
なので、本当に自分が大事にしているものとか、必要なものを定期的にチェックしないといけないです。
じゃないと、広告に煽られたり、SNS投稿にザワザワさせられたりなど、不必要なものに振り回されるからです。
もちろん、婚活も同じです。23区内に住むためには、年収1000万円では足りないという話をよく聞きます。
だから、年収1000万以上の相手を探そうと思うのは、短絡的です。そもそも、
- なぜ相手として年収1000万円の人を選びたいのか?
- なぜ23区内に住みたいのか?
- なぜ23区内に住まなくてはならないのか?
といったところから考えるべきなのです。
また、僕の妻の友人は、誰でも知っている会社の創業家の人と結婚しました。周囲が羨むような結婚式をあげ、都心の広い家で結婚生活をスタートしました。
けれど、あっけなく離婚しました。だから、たとえハイスペックの男性と結婚したとしても、一緒に暮らしてみたら、うまくいかなくなることだってあるんです。
ということで、あなたがどんなことをパートナーに求めているのか分かりませんが、結婚相手に本当に必要なものは何なのかをよく整理してみてください。
そして、あなたにとって、妥協できないものを選び抜いてください。それから、婚活をしたほうが、時間はかかってもあなたのためになります。
あなたも彼も結婚のタイミングではなかった
好きになる人や彼氏からは、結婚したいと思って貰える女性ではなかったのだと自覚し始めました。
最後に、上記ですが、これは一概には言えません。男性の場合、「結婚する、まだ早い」を決めるにあたっては、自分の状況に大きく左右されるからです。
だから、変にネガティブに考えすぎないでください。あなたも相手も、タイミングではなかったということだけだと思いますよ。
参考になれば、嬉しいです。
https://www.koiblo2012.jp/archives/3815
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/3715
https://www.koiblo2012.jp/archives/3763
この記事は、アメブロに掲載したものを加筆、修正したものです。