「好きだから…」という気持ちはわかりますが、そこから離れないと悩み続けることになってしまいます。
こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。
今日は、先日のInstagramの投稿の補足です。元の投稿の内容を簡単に説明するなら、
女性は、彼とギクシャクしているなら、彼の言動について、パートナーはかくあるべきという自分のルールだけで判断しないでくださいね
とお伝えしました。で、疑問に思った人もいると思うんですよ。
田端さんは、自分の好き、嫌いを知ろうとか、パートナーに対する我慢の限界を知ろうとか言っているじゃないですか?
それって、自分だけのルールだと思うんですけど、言ってることが矛盾していると思うんです。結局のところ、どう考えたらいいんですか?って。
Contents
彼がルールを破るから、あなたは我慢をさせられていく
ほとんどの場合、パートナーはかくあるべきという自分のルールと自分の我慢の限界は一致していないんです。
もっと言えば、パートナーはかくあるべきは、あなたの希望のパートナー像で、我慢の限界は、これをやったら、パートナーとしては無理ということです。
で、たいがい、あなたはパートナーはかくあるべきという自分のルールを何度か、彼が破ってしまったので、あなたの不安、不満が募っていくんです。
そして、あなたなりの方法で、彼にあなたの希望を伝えようとしたり、とりあえず、不安ながらも、様子を伺います。
ただ、それでも、状況が変わらなかったり、むしろ、彼に逆ギレされたり、音信不通と感じで、関係が悪化することもあります。
マジ、その彼氏、NG
でも、好きだから、別れたくないし、別れられない、でも、彼とは価値観がズレているから、もう別れたほうがいいかもしれないとか、といった感じで悩んでしまうんです。
あなたと彼のことではなく、友人とその彼の話だったら、「マジ、その彼氏、NG」とか、「そんな男はさっさと別れたほうがいい」とハッキリと思えます。
けれど、別られないあなたにとっては、「でも、やっぱり彼のことが好きだから…」は相手と別れないために最強の理由なんです。
また、なんとなく自分の我慢の限界を知っていても、あやふやな感じだと、「好きだから」という気持ちに押しつぶされてしまいます。
で、結果、別れられず、悩む時間だけ増えていくんです。その結果、もっともキツいかたちで、別れにつながります。
だから、自分の我慢の限界、自分の嫌いをハッキリと言語化して、ふたりの関係で悩んだときには、そこに戻ったほうがいいんです。
あなたの気持ちを言葉にすることで得られること
ここから、追記です。
また同じ話をしますが、ここで、言葉にすること、言語化することの効果について、復習してみましょう。
- ハッキリと気持ちを言葉にすることで、相手も真剣に考えやすい。相手も気づかなかったとか、知らなかったとは言えなくなる。
- 言葉にしてハッキリ伝えることで、お互いに後戻りができにくくなる。その言葉をなかったことにはできないので、続けるにしても、別れるにしても、関係が前に進む。
- 言葉にしてしまうと、あなたの心もあなたの気持ちをちゃんと認識するので、あなたの覚悟も決まる。
上記のような効果があります。
女性の場合、誰かと話をしながら、自分の気持ちを言語化していくのが、一番簡単で早いです。だから、もし、相談しやすい人が周囲にいるなら、その方と話をしながら、自分の本音を掴んでいくのは良いです。
もし、友人がいないなら、ノートに思っていることを全て書くことが効果があります。
ぜひ、やってみてください。
参考になれば、嬉しいです。
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/3687
https://www.koiblo2012.jp/archives/3680
https://www.koiblo2012.jp/archives/3724
この記事は、アメブロに掲載したものを加筆、修正したものです。