「最初からそう言ってもらええれば、そういう風に説明しました」
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LINEやメッセンジャーの内容が相手に伝わらない
先日、ある専門家の方にお仕事を依頼しようと、Facebookのメッセンジャーで連絡しました。面識がある方で、何度かお話して、こういうことで悩んでます、ということを軽くお話していたので、油断があったかもしれません。
ごく簡単に依頼の内容と、システム、たとえば、料金や相談方法について知りたいとメッセージです。けれど、僕が想像していた内容と返事内容がズレていたので、先にシステムを知りたいということを再度お伝えしました。またシステムを確認してから、ご依頼するかどうか正式に決めたいということもお伝えしました。
しかし、返信いただいた内容が、やっぱり僕のイメージとズレていたので、コミュニケーションが取れていないなと思いました。そして、なんとなくこれ以上やり取りしても、伝わらない可能性が高いと判断しました。だから、直接、お会いしたときに質問させてください、ということで、話を終わらせようとしたんです。
けれど、その方は、僕の質問のしかたに問題あるとか、僕の相談内容だと、こういうところまでしかわからないから、ここまでしかアドバイスできないとか、そもそも、なぜ料金システムしか聞かないのかとか、いろいろメッセージして来られました。
しょうがないので、こちらの立場、考え方をまとめて、再度、メッセージをしました。すると、冒頭の返事があったんです。
文字でうまくコミュニケーションを図るために
さて、この事例から彼とのテキストコミュニケーションをうまくいかせるために学べることはなんでしょう?
1つ目は、テキストコミュニケーションは難しいということ。相手の声のトーンや表情がわかりません。つまり、伝わりにくいんです。彼とあなたは、全く一致している思考、考え方を持っているわけではありません。
だから、お互いに思い違いをすることは、普通にありうることなんです。それを見越したうえで、コミュニケーションを取ることが大事です。
2つ目は、無理にコミュニケーションを取ろうとしないということ。今回のケースの場合、僕は直接、会って話したほうが早いと判断しました。考えがズレているから、リアルのほうが伝わると判断したからです。
でも、そこで相手の方は無理にコミュニケーションを取ろうとしてきました。結果は、お互いに不快な思いをするだけでした。だから、伝わらないと思ったら、また別の機会にしてください。そのほうがお互いのためです。本当に急ぎなら、時間をとってもらって、通話しましょう。
3つ目は、自分の意図が伝わらないということは、相手に全て責任があるわけではないということ。本にも書かせていただきましたが、自分の責任は25%、相手の責任は25%、残りの50%は環境の責任、この場合は、テキストコミュニケーションをとらざるを得ない環境ということです。
だから、伝わらないことを理由に、相手に必要のないアドバイスをしたり、感情的になったり、責めたりしてはいけません。彼に嫌われていくだけで、何も良いことはありません。つまり、人の気持ちを思いやろうということです。
人は感情で動く
少し、本題とはズレますが、人は、理論、理屈ではなく、感情で動いています。どんなにあなたが正しいことを言っていたとしても、感情的に反発されることもあります。また、反発とまではいかないけれど、なんとなく嫌だから、やめたということも頻繁に起こり得ます。
だから、人の気持ちを理解しようとする姿勢が大事なのです。
テキストコミュニケーションは、便利ですが、思わぬトラブルを招くこともあります。実際、仕事でも、プライベートでも、恋愛でも、自分自身でも失敗してきましたし、周囲の失敗も見てきました。
またカウンセリングやLINE@での相談でも、テキストコミュニケーションのトラブルをたくさん見てきました。簡単だからこそ、油断しないようにしましょう。
今日はそんな感じで、以上です。
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