「どうしてそんなに愛媛に行きたがるのかわからない」
こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。
僕は、「東京ラブストーリー」というドラマが好きです。現代版の東京ラブストーリーも製作されているみたいですが、鈴木保奈美さんが演じる赤名リカ(リカ)と織田裕二さんが演じる長尾完治(カンチ)ドラマが好きです。
初回放送は、僕が小学6年生くらいだったので、そのときは観ていませんでした。ただ、人気があったドラマなので、何度も再放送されていたので、再放送を録画して、時間があるときに何度も観ていました。
僕がグッときたのが、物語の終わり方です。ドラマの軽くネタバレになるのですが、いつかふたりでカンチの地元、愛媛に行こうと約束するんです。
で、ドラマが進んでいく中で、いくつかのことが起きて、リカがふたりの関係を不安に思ってしまい、リカは早くふたりで愛媛に行きたがる。
けれど、カンチは、リカがどうしてそんな愛媛に行きたがるのか分からない。結局、リカは一人で愛媛に行き、それをカンチは追いかけて行ったけれど、すれ違いでできたふたりの間にある溝は埋まらず、別れてしまうんです。
勝手に僕の中では、物語はハッピーエンドで終わるのが当たり前と思っていたので、別れて終わることに、とても衝撃を感じました。
めちゃくちゃ、ざっくりとしたドラマの終盤のあらすじなんですが、恋愛コンサルタント田端裕司的に考えるなら、リカの中では、ふたりで愛媛に行くことが、カンチの自分に対する愛の証なんですね。
だから、愛媛に行くことにすっごくこだわる。けれど、カンチにしてみたら、なぜ、リカがそんなに愛媛に行くことにこだわるのか分からない。
カンチの中では、愛媛なんていつでもいけるし、もっと他に楽しいこともあるから。価値のおいたところの違いと言ってしまえば、それまでなんですが、それが、男女の難しいところです。
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彼がふたりの記念日を祝ってくれません
ということで、必ずいただく質問として、
彼が記念日を祝ってくれない
バレンタインデーをがんばったのに、ホワイトデーを返してくれなかった
だから、彼は私のことをそれほど好きでないのでしょうか? 気持ちが冷めたのでしょうか?
といただきます。あなたとしては、ふたりの記念日をお祝いして、愛を確認したいとか、ホワイトデーをがんばってくれることで、相手の思いやりとか気遣いを感じたいんですよね。
ただ、彼の立場としては、毎週、デートの時間を作ったり、LINEを毎日して、愛情を示している。だから、無理にお祝いとかしなくてもいいんじゃないの? と思っちゃう人もいるんですよね。
もちろん、お祝いやホワイトデーをがんばってくれる男性もいます。だから、他のカップルがつい目に入って、羨ましいとか、なぜ、私の彼はしてくれないの? 好きじゃないの? とよけいに思うんですよね。
彼の愛情表現があなたの目に入らなくなるとき
ただ、記念日を祝ってくれないことばかりをこだわっていたら、結局、彼の愛情表現が全く見えなくなってしまうんですよね。
つまり、それをしてくれることが当たり前になっちゃうんです。だから、彼は彼で、自分の努力を無視されたと思って、イラつくんです。
繰り返しになりますが、あなたの気持ちはわかります。ただ、いつも、彼とあなたが同じように考えるかどうかはまた別の話です。
あなたが記念日をふたりで祝いたいと思うのなら、彼任せではなく、あなたがリードして記念日をどうお祝いするか考えることも必要かもしれません。
お返しを督促するのはなんとなく抵抗があるでしょうから、ホワイトデーを大事をしているということだけを伝えてみることも大事です。
記念日を祝わない彼があなたにやってくれていること
良いところと悪いところは、オモテとウラの関係にあります。記念日をお祝いしてくれない彼が、あなたのためにやってくれていることはなんでしょうか?
そのことをリストアップしていくと、彼の愛のサインを受け取りやすくなります。
もし、どうしても、記念日を祝ってくれなきゃ、やだとか、ホワイトデーをしてくれなきゃ、やだと思って、適切な方法で、彼に伝えても何もしてくれないなら、根本的なところがズレていますので、離れたほうがいいですよ。
なぜ彼に〇〇してもらいたいとあなたは思うのか?
ここから、追記です。僕は、あまり伝えないというか、僕よりもっと適任の方がいらっしゃると思っているので、あまりブログとかには書かないのですが、なぜ、あなたは彼にそれをしてもらいと思うのか理由を探ってみることも有効です。
今回の事例、彼が記念日を祝ってくれないことを不満に思う理由を考えてみるなら、僕がパッと思いつくのは、以下のとおり。
- 友人にこんなお祝いをしたんだよ、と軽く自慢したい
- イベントをすることで、彼とのつながりを感じたい
- イベントをしてもらうことで、彼の愛を確認したい
- 彼がどんなイベントを提案してくるかで、彼の愛を試したい
- 周囲と同じを感じたい
- 自分のプライドを満足させたい
- イベントをしてもらうことで、マンネリを打破したい
で、それがあなたにとって、本当に必要なことなのか、他のことで感じられることではないのか、自分の気持ちを冷静に感じてみてください。
その結果、どうしても必要ということであれば、彼に伝えましょう。もちろん、理由もです。もし、その結果、他のことをがんばってくれているから、記念日は最優先ではないと思ったなら、それ以上、彼に言うのはやめましょう。
相手に譲れるときは、譲っておく
で、誤解してほしくないことは、記念日をお祝いしたいというあなたの気持ちを否定しているわけではないということです。ふたりでイベントをすることで、お互いに心が潤いをもたらすからです。
ただ、計画を立てたりする心の余裕がなかったり、お金の問題があったり、過去の経緯があったり、時間的な余裕がなかったり、それをやることであなたが喜ぶということをちゃんと分かっていなかったりするから、しないという選択がうまれるのです。
だから、あなたの気持ちは分かりますが、彼の状況や気持ちも考えて、引けるときは引きましょうということを伝えたいのです。
繰り返しになりますが、もちろん、それをやってくれない人は、絶対に無理と思うのなら、それを貫いてください。我慢させられているにつながりますから。
参考になれば、嬉しいです。
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/3651
https://www.koiblo2012.jp/archives/3680
https://www.koiblo2012.jp/archives/3705
この記事は、アメブロに掲載したものを加筆、修正したものです。