「彼の気持ちが離れて行っているような気がするんです。どうしたら、彼の気持ちが取り戻せますか?」
「今、お付き合いしている人がいます。もっと愛されるようになるためには、どうしたらいいですか?」
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彼氏の気持ちは分からない
よく個別カウンセリングやLINE@で、こんな相談をいただきます。僕の答えは、いつも決まっています。彼なしでも、楽しくできるようになってください、という答えにしかできないんですね。結局、人は楽しそうな人によっていくからです。
もちろん、その答えは、なんとなく理解できるけれど、彼に愛される方法を質問しているはずなのに、なぜ、自分が楽しくなることが最善の方法なんですか? と思う人もいるでしょう。
なぜなら、100%相手に評価される方法はないからです。これをやったら、100%愛されるという方法なんてないんです。だから、相手に何かやってあげるという方向ではなく、自分が楽しくなって、相手に興味を持ってもらうことほうがいいんです。
だって、そうですよね。自分の顔色ばかり伺っている人と一緒にいても、なんとなく居心地悪いじゃないですか? イライラしたりしませんか? だから、結局、離れたくなっちゃうんです。
女性は追いかけてもらったほうがうまくいきます。だから、男性に興味を持ってもらうために、自分が楽しくなったほうがいいんです。
恋愛に自信は必要ない
では、なぜ、彼に愛されているかどうかばかり気になってしまうのでしょう。先日、お話させてもらった人は、自分に自信がないからですよね? と僕に質問して来られました。ただ、僕は違うとお答えしました。
自分のメンタルの調子によって、自信を持てたり、持てなかったりするからです。だから、自分に自信が持てる、持てないはさほど関係ありません。
答えは、彼以外に興味があるものが何もないからです。だから、彼の動向、関心が自分に向いてないと不安になったりするんです。そんなことはない、仕事にも趣味にも関心があるし、友人だっています。だから、彼以外に興味がないものがないなんて、おかしいです。と思うかもしれません。
けれど、女性はそもそもパートナー中心の生き物。だから。最初から、パートナーに対する関心のウエイトが高いんです。だから、それと同じくらい、仕事、趣味、家族、友人に対する自分の関心がないと、彼と一対一の関係と変わりないんです。
「忖度」という言葉があります。流行語にもなりましたから、知っておられる方も多いでしょう。意味は、「他人の気持ちを推しはかる」です。今の社会は、忖度に溢れています。
いまどきの会社だと成果主義が導入されているのが、当たり前でしょう。だから、上司の意向に沿って動きたい、そして評価されたいという人も多いはずです。でも、そもそも、私たちの社会は、察して動いて、相手を気持ちよくさせるということが美徳される傾向があります。
その影響もあって、彼に愛されるためにどうしたらいいか? ということを考えがちになるという理由もあるでしょう。
自分が楽しくて幸せを一番にする
けれど、前述したとおり、彼の気持ちなんて、100%、分かるものではないし、どうやったら、喜ぶかも分かりません。そもそも、人はそのときの気分で、同じ事象が起こっても、喜んだり、怒ったりするわけですから。
だから、彼に何か与えて愛されたいというスタンスはやめてください。そして、自分にベクトルを向けましょう。自分が楽しくなることをやるんです。
そのために、仕事、趣味、友人、家族をうまく使ってください。人は人間関係がうまくいっていると、自然に楽しくなれます。仕事内容がきつくても、人間関係が良ければ、やめないのはそのためです。
女性は愛する人に与えたい生き物です。だから、つい愛されるために、相手は何が欲しいのだろうと考えがちです。でも、それは、相手の気持ちが100%わかっていないと成立しません。
だから、まずは自分の心を満たす。そして、相手を引き寄せる。それが遠回りのように見えて、近道なんです。
今日はそんな感じで以上です。
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