今回は、最近、いただいた質問をいくつか。
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彼はなぜ不満そうだったの?
Q 私は、埼玉、彼は、神奈川に家があります。この間、彼の近くでデートした後に、彼が家まで、車で送ろうと行ってくれました。でも、遠いし、次の日、仕事だったので、彼に悪いと思って、一人で帰ると言いました。そのとき、彼はなんだか不満そうだったんです。なぜ、でしょうか?
A 基本的に、男性は好きな女性のためにがんばりたいものです。だから、遠いとはいえ、車で送ってあげたいと思ったのは、彼の愛情表現だったんです。残念ながら、あなたは断ってしまいました。彼の立場としては、自分の好意が断られてしまったと感じたんですね。
だから、不満そうな態度をとったんです。次回、彼が自分から何かをやりたいと言ってくれたときには、遠慮せずに、やってもらってください。そのほうが、彼は喜びます。
私は、毎日、LINEしたいんです。でも、彼はそうじゃないみたいです……
Q お付き合いして、3ヶ月になります。今、彼から、LINEが減ってしまって、悩んでいます。彼は、LINEのやり取りが好きではないみたいなんですが、私は、毎日、LINEをしたいと伝えました。
で、彼と話し合った結果、毎日、LINEを送るという約束をしました。けれど、1週間しかその約束は守られませんでした。私が送っても既読スルーばかりです。彼の気持ちは、冷めてしまったのでしょうか?
A 忘れてはいけないのが、LINEのやり取りは義務ではないということです。恋人同士であるふたりのコミュニケーションの一環として、LINEのやり取りがあるんです。それを義務にしてしまったら、やる気がなくなります。もちろん、毎日、LINEのやり取りをすることが、暗黙の義務と感じているときも同じです。
男性は、いつも、LINEのやり取りをしたい人ばかりではありません。ぼーっとした時間を持ちたい人、仕事が忙しい人、趣味をしたい人、男友達とも遊びたいと思っています。そういった彼の都合とか、気持ちを考えてあげることも、長期的な関係を築くためには必要です。
女性は、気を使われることが愛情表現をされていると感じます。だから、LINEを送ってもらえることは、愛されている証拠と思うんです。けれど、男性はそうは思っていません。だから、LINEを送らない=愛が冷めた ではないのです。
彼が元カノの話をしてくるんです、まだ好きなんでしょうか?
Q 彼がなぜ元カノの話をときどき持ち出すのか分かりません。先日も、潰れたお店の前を通ったときに、ここ、元カノと行ったことがあるんだという話を、持ち出してきました。私としては「?」としか思えなかったんです。彼は、元カノに未練でもあるんでしょうか?
A 彼が元カノの話をしてくる理由は、いろいろ想像できます。過去の話をして、あなたに焼きもちを妬かせたいという理由もあれば、単に話のネタとして、未練が全くないから、気軽にできる話題と思っている人もいるでしょう。
この質問をしてくるということは、元カノの話題を、今の彼女のあなたにするのは、失礼という気持ちがあるからだと思います。当然ですよね、女性はパートナーが中心ですから。いらだちますよね。
当然、嫌なことは嫌だと伝えればいいです。ただ、一つ言えることは、過去は切り離せないということ。元カノと付き合った経験があるから、今、あなたが好きな彼が存在しているということ。逆に言えば、元カノと付き合った経験がなければ、今、あなたが好きな彼はいなかったということ。
アラサー、アラフォーともなれば、過去があって当然です。だから、前述した視点を持てると、元カノの捉え方が変わってきます。元カノのことを、自分の敵とだけ考えているとストレスにしかなりませんから。
繰り返しになりますが、嫌なことは、ハッキリ嫌だと伝えてくださいね。元カノの話をしている彼を擁護しているわけではありません。
彼に嫌だと言っているのに、やめてもらえません。
Q 彼に嫌なことを言われたり、嫌なことをされています。例えば、元カノの話をされたり、私と同じ職業の友達は、こんなこともできるよ、みたいな感じで、比較されたり。彼には、そのつど、そのつど、嫌だと伝えているのですが、彼はやめてくれません。彼は、私に不満でもあるのでしょうか? それとも、他に理由があるのでしょうか?
A「嫌よ、嫌よも、好きのうち」という言葉をご存知でしょうか? 嫌だと言っているのは、建前だけでしょという意味です。ちょっとずれたかもしれませんが、親しい人だから、伝わらないということもあるんですよね。悪い意味で、甘えていい人と勘違いするというか。
あなたとしては、本気で言っているけど、相手はそうは捉えていない、もしくは、ピンときていないということは、よくあります。同じことを言っても、女性に対しては伝わることでも、男性に言ったら、伝わらないことはよくある話です。
大事なことは、相手に伝わる言葉、伝わらない言葉、伝わる角度、伝わらない角度があるということを理解しておく必要があります。彼と会話している中で、どんな角度なら、伝わるのか、伝わる言葉はどんな言葉なのかをよく観察してください。
先日、仕事の打ち合わせで、相手とどうも会話が噛み合わないと思っていました。相手が紙に書いてまとめたものを見せてくれたんです。すると、あっという間に話がよく理解できました。そんなもんなんです。
また、延々と同じアドバイスをしていたら、ある日、突然、伝わったこともありました。田端さんの言っていることは、そういうことだったんですね、という感じです。だから、自分なりに試行錯誤し、繰り返し伝えるということが大事なんです。
伝わって当然というスタンスではなく、なかなか伝わらなくて、当然と思っていたほうがいいかもです。
今日は、そんな感じで、以上です。
参考になれば、嬉しいです。
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/3106
https://www.koiblo2012.jp/archives/3111