彼と別れても、もっと自分としっくりくる人が見つかるというくらいの心のゆとりを持ちましょう。
私には、今1年ほど、お付き合いしている彼がいます。私が26歳、彼が28歳です。お付き合いして、最初の頃は、もちろん、たくさん尽くしてくれました。
今でも、毎日、連絡をくれたり、たまにご飯を作ってくれたりと優しさはあります。ですが、彼は、自分がしたいことでしか、尽くそうとしません。
私が、「焼肉を食べたい」と言っても、「旅行に行きたい」と言っても、意見が聞き入られることはなく、自分が行きたいお店に必ず行きます。
過去に、私が喜ぶだろうという場所にデートで、連れて行ってくれました。けれど、そのあと、私が行きたいといったカフェには、一緒に行ってくれませんでした。
それでも、優しさがあるからと、彼のいい部分だけを受け取って、付き合っていきたいと考えていました。
ただ、最近、仕事中心で、少し熱が冷めてきている様子です。このまま、彼の優しさがなくなっていき、私の意見も聞き入れられないままと思うと、好きだけど、離れたほうがいいのかなと悩みます。
ちなみに、彼は、2年後に仕事で独立を考えているみたいです。その時に結婚もしたいと伝えられています。
けれど、これから2年間不安なく付き合い続けられるのか自信がありません。
男性の性質として、受け入れていくべきでしょうか。それとも、もう少し彼に自分の意見を述べていき、聞き入れてもらえないなら、別の男性を探すべきでしょうか?
こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。
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あなたの調子によっても、不安に感じることがある
最初に繰り返しの話になりますが、不安なく付き合うということは、なかなか難しいです。というか、ほぼ無理に近いかもしれません。
彼の言葉や態度だけではなく、自分のメンタルの調子、体調によっても、不安を感じることはあるからです。
だから、不安なく付き合うことを考えるのではなく、いかに不安ともうまく付き合うかが大事です。
育った環境が違えば、お皿の収納の仕方も違う
さて、ご質問に戻ります。いくつか気になることがあるのですが、最も大事なことは、あなたが言ったことについて、誠実に話を聞いてくれるか? あなたの意見に歩み寄ってくれる気があるか? ということ。
なぜ、これが大事なのかといえば、結婚は生活だからです。僕も妻と一緒に生活して分かりましたが、育った環境が違えば、お皿の収納の向きも違うのです。
だから、一緒に生活していくにあたって、お互いの違いをすり合わせていく必要があります。となると、あなたの意見を聞き入れてくれる人ではないと無理なんです。
例えば、彼は、実家暮らしで、家事をしたことがなかったとしましょう。だからといって、あなたと一緒に生活しても、全く家事をしなかったら困りますよね。
男性は、察することが苦手な生き物ですから、気が付かないことはあるにしても、あなたが言えば、やってくれる人じゃないとキツいです。
いろんなことで、あなたは我慢ばかりということになってしまいますから。
彼が話が上手い、下手は、関係ない
これは、話がうまい、話が下手は関係ありません。周囲からコミュニケーションを取るのがうまいと思われている人でも、パートナーの意見を全く聞き入れない人はいます。
逆に、話が下手、無口な人でも、パートナーの意見はきちんと聞く、あなたの意見に対して、誠意ある態度を示す人はいるからです。
あなたは、デートの際には、自分の希望を伝えているようです。適切な伝え方をしているのかどうかは分かりませんが、自分の希望は、機会があるごとに伝えていきましょう。
で、あなたが伝えた希望に対して、彼がどう対処したか何かに残したほうがいいです。もちろん、期間を決めてで構いませんし、詳細に残す必要もありません。
記憶というものは、曖昧なものです。彼との関係がうまくいっているときには、いいことばかり思い出します。
逆にうまくいっていないときには、悪いことばかり思い出すからです。そうやって、実際のところ、彼が自分に対してどう接しているのか確認してみてください。
やってみて、やっぱり聞き入れてくれないという結果であれば、別れて他の人を探したほうがいいでしょう。
印象には残っていなかったけれど、案外、聞き入れてくれていたなということであれば、彼との関係を続けていけばいいです。
あなたの年齢を考えれば、焦る必要はない
最後に、26歳という年齢ということであれば、焦る必要はありません。彼と別れても、もっと自分としっくりくる人が見つかるというくらいの心のゆとりを持ちましょう。
参考になれば、嬉しいです。
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/3370
https://www.koiblo2012.jp/archives/2977
https://www.koiblo2012.jp/archives/3815
この記事は、アメブロを加筆、修正したものです。