「お前って、本当に人によって、態度がコロコロ変わるよな、八方美人というか、なんというか…」
学生時代に、同級生にこんなことを言われました。たぶん、彼の中では、お前の俺に対する態度は良くないよ、と言いたかったのかもしれません。今、振り返ってみたら、確かに僕の態度は八方美人だったと思います。ただ、それが悪いのか、そうでないのかは、何とも言えません。
Contents
コミュニケーションの基本
なぜなら、コミュニケーションは1人ではできないからです。必ず相手がいます。だから、相手が僕に対してどんな態度をとってくるかで、変わってくるからです。例えば、尊敬する恩師に対しては、当然、礼節を持って接しますよね。自分にとって、必要なことを言ってくれるわけですから。
けれど、親しい友人に対してはどうでしょう。フレンドリーに接するはずです。相手もあなたは居心地がいい友人だということで、接してくるからです。
またいつも意地悪をしてくる人に対してはどうでしょう? あなたも相手にいじわるをして仕返しするかもしれないし、仕返しはしないまでも、冷たい態度をとったり、もし力関係で自分が下なら萎縮してしまうかもしれません。
誰に対しても同じ態度で接するということは、かっこいいことと考える人も多いでしょう。また、強い人に対しては、強く、弱い人に対しては優しくできることが理想かもしれませんが、現実の人間関係は、もっとややこしいことになっているので、そう簡単にはできません。
他人は変えられない
このブログは恋愛とか結婚の話でしょ、なんでこんな話をしているの? と思ったかもしれません。今日、伝えたいことは、あなたは彼にどんな態度をとっていますか? そして、その結果、彼はあなたに対してにどんな態度をとっているでしょうか? ということです。
まずは復習しましょう。次のことを知らなかったなら、必ず頭に叩き込んでください。あなたが何か言ったからといって、他人の考えや行動を自分の思い通りにはできないということです。
あなたがどんな素晴らしいことを言ったからといって、必ず批判的に受け取る人はいます。TwitterのようなSNSを見ていると、どんな主張にも、必ずネガティブな意見が出ている事からもそれは明らかです。
じゃあ、なぜLINEをこちらから送るのをやめたら、相手から急にLINEがたくさん送られるようなことが起きるんですか? と思いますよね。それは、あなたの態度を見て、感じて、相手がLINEを送りたいと自分の頭で考えているから、送ってくるんです。
つまり、あなたの都合ではなく、自分の都合で、あなたにLINEを送っているんです。あなたの意向を知ったからではありません。人は、自分のことがなんだかんだで一番大切です。だから、それを踏まえて、行動するんです。
先ほどの例で考えるなら、彼女がLINEを送ってこない、大好きな彼女とLINEでやり取りできないと寂しい自分になってしまう、それが嫌だから、彼女にLINEを送り始めるんです。もう一度言いますが、あなたの都合を彼は聞いているわけではありません。自分の都合です。
ダメンズの彼を変えるための基本の接し方
いつも一生懸命がんばってくれていた彼に、私が尽くした結果、彼が何もやらなくなってしまいましたというご相談や、私が追いかけたら、都合のいい女扱いされてしまってます、というご相談を受けます。
ここで、ポイントになるのが、あなたの彼に対する態度です。あなたのアクション、「尽くす」とか「追いかける」ということが、彼をダメにしたり、調子に乗らせたりしているんです。
彼がダメになったり、調子に乗ってしまったのは、あなたの都合ではないですよね。あなたは愛されたくて、そういったアクションをとったわけですから。だから、あなたが彼にどんな態度をとっているかが大事なんです。
もちろん、あなたの態度で彼をダメにすることもあれば、かっこいい彼にすることもできるわけです。あなたが彼を褒めたり、「いいね」と言って、彼に自信を持たせれば、彼もやる気になり、かっこいい彼、男らしい彼になるわけです。
「結局、男性は女性しだい」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。解説すれば、女性の態度が、男を良い方にも悪い方にも変わるということです。つまり、あなたのアクションしだいで、彼も変わるんです。
ときどき、私と付き合っていたときは、ダメンズだった彼が、別の女性とお付き合いしたら、いい男になったという話を聞きます。これは、その女性が価値のない女だったわけではありません。その女性の彼への接し方が問題だったんです。
参考にしてもらえると嬉しいです。
今日はそんな感じで以上です。明日はきっと良い日です。
よかったら、お友だちになってください。「個別の恋愛の質問」と限定コンテンツを配信中。登録してくださった方には、「運命の人の見つけ方」をプレゼントしています。
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/1528