こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。
先日、たまたま通りかかったパン屋さんに入りました。僕は、朝はパン派です。明日、食べるパンがないなぁと思っていたので、ちょうど良かったんです。
入店すると、ずらっとパンが並んでいます。テイクアウトしてランチで食べる用のサンドイッチも置いていましたし、いくつかのパンをまとめたセットも売っていました。
で、お客さんが僕一人しかいなかったせいか、スタッフの女性が話しかけてきました。「ランチセットはいかがですか?」
で、僕は何を買おうかな? と迷っていたので、特に答えませんでした。すると、また話しかけてきました。「パンのセットはどうですか? お得ですよ」
僕はまだ迷っていたので、特に答えませんでした。さらに、スタッフの女性は、「何を探されているでしょうか?」と声をかけてきます。
僕はどのパンを買うのか? 何個買うのか? を迷っていました。というより、声をかけられるので、思考が中断して決められなくなっていたんです。
その女性は、さらに声をかけてきます。「こちらのパンが焼きたてで」とか、「この食パンはお得な値段になっています」とか。
買い物は、ここで終わりにしたかったんです。だから、とりあえず、パンを買おうとは思いました。
けれど、パンの個数とか種類は、考えるのがめんどくさくなって、いくつかのパンをまとめたお得なセットを買いました。
支払いをしながら、スタッフの女性は、「ランチセットお得なんで、お昼がまだならぜひ」と声をかけてきます。
僕は適当に返事をしながら、お店を出ました。
Contents
返事がないと女性は困惑する
女性のスタッフの方は、僕が返事をしないので、困惑したのでしょう。多くの女性は、コミュニケーションを取りながら、自分と相手の気持ちを把握していくものだからです。
しかし、僕は黙っていました。
だから、スタッフの女性としては、僕の気持ちも分からない、だから、どうセールスをかけていいのか分からないになってしまったんですね。だから、さらに声をかけ続けたんです。
男性である僕の立場はこうです。黙っていたのは、何を買うか考えていたからです。
けれど、女性のスタッフが声をかけ続けたので、思考が中断されてしまい、買うパンが決まらなかったんです。で、よけいに黙る時間が長くなったということなんです。
僕は、買いましたが、買うことすらめんどくさくなって、何も買わずに店をでるということもあるでしょう。
話すあなたと黙る彼
さて、カップルの話し合いでも、似たようなことが起こります。
あなたは、自分と彼の気持ちを把握するために、積極的に彼に自分の気持ちを伝える。けれど、彼は何を話すか考えてから、話したいので、黙ってしまうんです。
彼が黙ってしまったことで、あなたは不安に思います。私の気持ちは拒絶されてしまったのではないかと。
拒絶されてしまったのではないと確認したくて、あなたはさらに自分の気持ちを話すのですが、彼は黙ったまま。
彼の立場的には、あなたがいろいろ話すので、何と返事をすればいいのか、さらに考えなくてはならなくなるからです。
最後には、あなたは返事をしてくれない、拒絶されたと怒り、彼は考えさせてくれないと不満に思って、話し合いができないとなるのです。
とりあえず、話すことをやめる
ということで、このブログの読者は、多くが女性です。なので、女性ができることとしては、彼が黙ってしまったら、いったん話を終わりにしましょう。
あなたのことを誠実に考えてくれる彼なら、次の機会には自分の気持ちをきちんと伝えてくれます。
だから、無理に話を続けようとしない、別のタイミングを見計らうということが大事になのです。
彼があなたと一緒にいる前提を崩さないために
ここからは、追記になります。
面と向かって話をして、相手が黙ってしまうと、感情的になって、怒り、不安、不満、悲しみをぶつけてしまうことがあります。
で、その結果、勢いで、相手の人格、コンプレックスに思っていること、過去の相手の失敗を攻撃してしまうんですね。
そうなってしまうと、途端に相手の気持ちが離れることも少なくありません。なぜなら、彼は、自分のことを肯定してくれると思っているから、あなたと一緒にいるんです。
けれど、前述したようなことを攻撃してしまうと、彼があなたと一緒にいる前提が壊れてしまうんですね。ということで、あなたとの関係そのものを考え直しはじめるのです。
そういったことを起こさないためにも、話をしてうまくいかないようなら、いったん、話をおしまいにして、彼から離れたほうがいいのです。
参考になれば、嬉しいです。
https://www.koiblo2012.jp/archives/1534
https://www.koiblo2012.jp/archives/3528
https://www.koiblo2012.jp/archives/3514
https://www.koiblo2012.jp/archives/3434
この記事は、アメブロに掲載したものを加筆、修正したものです。