「そうだね。」の一言で、また終わっちゃう会話。
せっかくキミから話かけてくれたのに
(西野カナさん 「GO FOR IT」の一節より)
この歌詞のように、せっかく話かけてもらったのに、話を自分で終わらせてしまって、しょぼ~んの状況になってしまった。何でもっと話を広げられないんだ、彼女を盛り上げることができないんだと自己嫌悪に陥っていってしまった。そんなことって、誰にでもありますよね。では、どうやったら、会話は盛り上がっていくのでしょうか?一緒に考えてみましょう。
話を広げるには、やっぱ質問でしょ。どんどん質問していけば、会話が続くんじゃないかと思う人は多いでしょう。どんどん自分の話をして、親近感を持たせればいいんじゃないと思う人もいるかもしれません。どちらも正解に近いのですが、惜しいっです。私の正解は、「お互いの共通項を探して会話を広げていく。」です。
確かに質問をすれば、答えが返ってくるので、会話は成立します。しかし、質問ばかりされても、答えるほうは疲れてしまいます。さらに、私ばかりが話をさせられていると不快に思ってしまうのです。
自分の話をするのは、大事なことです。しかし、自分の話ばかりすると得てして、自慢話になりがちです。自慢話は、相手をうんざりさせてしまいがちになります。自分の話をするときには、注意が必要なのです。
お互いの共通の話題を探すことは、さほど難しいことではありません。出身地、終身大学、知人、友人、趣味など、何でも良いのです。一つ、相手との共通の話題が見つかれば、そこを突破口にして話を広げることができます。さらに、共通項があると相手との距離はグッと縮まるのです。
注意することは、できるだけ早く共通の話題を見つけるということです。見つけるのが遅くなればなるほど、話に詰まってしまう確率が高くなるからです。今度、気になる彼女と会話するときには、せひ、やってみてください。あれっ、こんなに盛り上がるんだとびっくりするでしょう。