あなたにとって、恋愛におけるコミュニケーションツールといえば、電話ですか?それともメールですか?
家が近くて、会ってすぐ話せる距離にお互いに住んでいるなら、メールと答える人が大半でしょう。しかし、彼は大阪に、彼女は東京に住んでいるなど、遠距離恋愛なら、電話と答えると思います。
先日、Chikirinの日記のエントリー「仕事の超重要スキルその2」を読みました。私は、ビジネス上では、この主張に全面的に賛成です。正直、なるほどなあと感心させらました。ただ、恋愛だと考え方が変わってきます。
ビジネスだと、当然ながら、コミュニケーションも効率優先です。しかし、恋愛だと必ずしもそういうわけにはいきません。
恋愛の場合、例え効率が悪かろうと、メールを使う場合もあれば、電話を使う場合もあるからです。
例えば、初デートのお誘いのような複数回の意思確認がある場合には、電話のほうが効率的です。しかし、みんな当たり前のようにメールを使いますね。返事が返って来るまでのドキドキ感や、「Yes」という返信があったときの嬉しさはたまりません。
また、メールで済んでしまうような用事でも、ついでに彼女と話がしたいとか、彼の声が聞きたいと電話を選択してしまうことも少なくないでしょう。
つまり、恋愛の場合、ビジネスと違って、とかく非効率なコミュニケーションが好まれるのです。今は、書く人はほとんどいないでしょうが、恋文という名のラブレターを書くという時代もありました。相手が書いた手紙の内容にグッときたら、お付き合いをオッケーしていたのです。
大事なことは、非効率なコミュニケーションは、二人の関係を深めていくのに、とても有効だということです。なぜなら、そのやり取りは、お互いの気持ちの確認になるからです。ビジネスで求められる効率なコミュニケーションでは、意思疎通はスムーズでも、お互いの気持ちは伝わらないからです。
恋愛が苦手だと言う人の多くは、この非効率なコミュニケーションが面倒だという人も少なくありません。けれど、もともと恋愛は、そうでなくても山あり谷ありです。ぜひ、このまどろっこしいコミュニケーションを楽しんでください。
ではまた次回、さらばじゃ!!