「結局、灯台下暗しだったわけです。」
4年前のことです。私と妻は知り合いました。出会いはスポーツのサークルです。いわゆる共通の趣味でってやつです。しかし、知り合ってから、すぐにお互いに魅かれあい、付き合ったというわけではありません。
当時、サークルのメンバーは20人くらいいて、私はその管理人でした。いわゆるリーダーってやつで、みんなをまとめるのに苦労していました。さらに、仕事がめちゃくちゃな状態で、とても恋愛どころではありませんでした。
そんな状況だったので、彼女がサークルに参加してきて、話はしていましたが、恋愛対象としては、全く視界に入っていませんでした。
彼女は彼女で、前の彼氏と別れて、いろいろ行動しましたが、結果が出ず、「このまま、ずっと1人かも・・・・。」と落ち込んでいました。
そんな二人に転機が訪れたのは、サークルのメンバーの結婚式でした。彼女はクラシックのコンサートに一緒に行ってくれる人を探していましたが、見つかりません。そんなとき、たまたま職場が近所だったので、私が一緒に行くことになりました。
帰りに、二人で食事をして、彼女の家は、私の自宅から30分くらいだったので、ついでに車で送って行きました。
今思えば、それが私たち二人のスタートです。
先日、とある二人に「恋人が欲しいなら、まず身近から探せ。」と言いきりましたが、失笑されてしまいました。もちろん、言いたいことはわかります。「身近にいるくらいなら、とっくにできている」と。当然、職場によっては、男性が圧倒的に多いところや、女性しかいないというところもあるでしょう。
けれど、あなたが身近には恋人候補はいないと思っていたら、当然、恋人候補がいたとしても、視界には入りません。なぜなら、人は、自分が見たいものしか見えないからです。私が妻と知り合ったころ、彼女を恋愛対象と見ていなかったのがいい例です。
まず、身近には、彼女候補はない、彼氏にしたい人はいないという思い込みの眼鏡を外しましょう。あなたも私のように、灯台下暗しだったってことになるかもしれません。ぜひ、やってみてください。
ではまた次回、さらばじゃ!!