あっけなく終わってしまいました、私と彼女の関係は。見事なケンカ別れです。私が25歳のころです。
私は大学時代に免許を取りました。しかし、免許を取ってしばらくは、ほとんど運転することもなく、見事なペーパードライバーでした。けれど、社会人になってからは、しだいに仕事でも、私生活でも車を運転するようになりました。そんな頃、私は彼女と付き合い始めました。
一方の彼女は、免許を取ってから、ずっと通勤でも、仕事でも、私生活でも、車を運転していました。だから、私より車の運転がずっと上手かったのです。しかし、デートで車を運転するのは男というのは、世の常ですよね。だから、私は下手でしたが、私が運転してドライブデートをしていました。
私は車を運転している最中、彼女にいろいろ言われました。危ないだの、下手だの、散々です。最初のころはしょうがないなあと思って聞き流していました。実際、彼女と私とでは運転の経験値が違いましたし、私の運転はペーパードライバーに毛が生えた程度でしたから。
私が本格的に運転をし始めてから、一年程度経ったときのことです。私も運転に慣れ、少しは上手くなったと思っていました。そんなときに、彼女は、私の運転のことをコテンパンに言ったのです。
私は、カチンときて、言い返しました。今まで車の運転について言われ続け、積もりに積った怒りが爆発したのです。
もちろん私の運転にも問題があったと思います。しかし、例え彼女といえども、男子にとって車の運転にいろいろ口を出されることは、耳障りにしかならないのです。女子が自分の作った料理にケチをつけられて怒るのと同じことです。
もちろん、危ないときは伝えてあげなければなりません。しかし、彼の運転が上手くても、下手でも、彼のプライドを傷つけるような言い方すると、私と彼女のようにケンカになってしまうからです。
女子は彼の運転が多少下手でも、優しく見守ってあげましょう。もちろん、危ないときには注意してあげてください。ただし、言い方には気をつけてくださいね。男子は安全運転をするのは当然ですが、彼女の声にはきちんと耳を傾けてましょう。
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ではまた次回、さらばじゃ!!