「今度こそ、彼女と上手いくような気がするんだ、だって、・・(理由)・・だから。」
「おまえさあ、全然変わってないじゃないか。そんなことをいつまで言ってても、上手くいかないぞ。」
これは非モテとモテる友人との会話を再現したものだ。自分がモテない時代に何度も同じような会話したことだろう。理由のところを・・・・としたけれど、非モテが考えている女の子と上手くいきそうな理由は何だろうか。
連絡先を教えてくれた、居酒屋に二人で飲みに行った、そこで会話がはずんだ、また時間があるときに連絡するねと言ってくれた。たぶん、こんな感じなのではないかと思う。
確かにこのような例で好きな彼女と盛り上がったら、これは上手くいくかもと舞い上がってしまうかもしれない。けれど、冷静に考えてみてほしい。これって男と友人関係になったときの流れと同じだということを。
また、今の世の中、男女でも友人関係が成立するという考え方の持ち主なら、別に男と二人で居酒屋に行って話しこんだとしても、何の不思議でもない。さらに、二人で同じに部屋に泊まったとしても何も起こらないってこともあるのだ。
で、期待した結果はどうだろう。何回か飲みに行ったけど、進展がなかった。また時間があるときに連絡するねと言ってくれたけど、待てど暮らせど連絡はなかった。結局は上手くいかなかったというのが、ほぼ100%に近いのではないだろうか。
そう、手をつないだとか、キスしたとか、エッチした、もしくは付き合うことをオッケーしてくれたという事実に結びつかなければ、ただ単に一瞬浮かれただけで終わりである。
それどころか、端から見ている人にとっては同じ輪の中をグルグル回っているだけなのである。このエントリーを読んで、俺には関係ないと思った人はたくさんいるだろう。確かに、本当にモテる男には関係ない。
けれど、自分としては、標準以上のスペックをもっているはずなのになぜか彼女ができないと思っているなら、あなたは現実に冒頭の彼と同じようにグルグルと同じ輪の中を回っているのである。
まずは認めよう。モテという視点で見たときに自分に欠けているものがあることを。もちろん、それが何かは人によってさまざまだ。けれど、足りないものがあることを認めなければ、いつまで経っても何も変わらない。
勇気を出して現実を直視してみてほしい。それが、スタートラインに立つことなのだから。