■“難しい”アラフォー独女の生態
~なぜ3.5人に1人は独身?隠れバブラー、今に満足…
http://biz-journal.jp/2013/08/
ある先輩から聞いたことを思い出した。仲が良いカップルは、もちろん一番幸せだ。しかし、2番目に幸せなのは、ケンカが多いカップルではない。では何なのか。パートナーがいないシングルなのだ。
だから、無理をして結婚する必要は全くない。アラフォーの独女たちは、そのことを肌で感じていると思う。なぜなら、自分が独女で結婚生活の経験はなくても、結婚している友人の声を聞いている。
また職場の同僚の愚痴、自分の両親を参考にしているからだ。経済的に恵まれている人なら、なおさらそう思うだろう。ここまで待ったのだから、絶対に自分に合う男を見つけるまでは結婚しないと考えている人も多いはず。
じゃあ、独女をずっと貫きたいというのかというとそんな人はほとんどいない。やはり、シングルは幸せだけれどあくまで2番目の選択であって、まず選びたいのは幸せなカップルだからだ。
けれど、結婚に対する価値観が、「一緒にいて気持ちのいい人」とか「価値感の合う人」のように漠然としていて、どこをどう探せば見つかるのか分からなくなっている人はたくさんいる。また昔のようにお見合いという名の結婚のセーフティネットが機能しなくなったのも、アラフォーまで独女を選択する一因かもしれない。
では、アラフォー独女のあなたが結婚するためにはどうしたらいいのだろうか。答えは、現実にどこまで妥協できるかにかかっていると思う。例えば、価値観の一致が理想なら、全てがぴたりと一致するのが一番だ。
しかし、それはとんでもなく難しい。環境を同じくして育った兄弟、姉妹ですら価値観はバラバラだ。別々の家庭で育った赤の他人が、価値観が一致するなんて奇跡だ。だから、そう簡単には見つからない。
結局、価値観が合う人を探したいといってもどこまでを相手に求めるかなのだ。ぴたりと全てが一致まで求めるなら、求める彼は99%以上の確率で出会えないかもしれない。
しかし、ギュッと絞り込んで働き方や家事の価値観だけ一致していればいいということであれば、結婚相手の候補はグッと増えるだろう。そう、自分の理想の結婚相手に固執し過ぎてしまっては絶対に結婚は無理なのだ。
本気で結婚を望むなら、どこかで自分の理想と折り合いをつけなければならない。折り合いをつけれなければ、過去のデータが示すとおり結婚は難しい。絶対に妥協したくないという気持ちはわからないわけではないのだが。
もちろん、どちらがいいとか悪いとかはない。最後に、どちらの人生を選ぶのかはあなたしだいだ。
ではまた次回、さらばじゃ!!