賢者タイムという言葉を知っているだろうか。
もとは仏教用語で、人間は誰でも煩悩を持っていて、そのため悟りを開くことができない。しかし特定の行動を起こし、煩悩を満たした瞬間に人は賢者になることがある。その賢者になっている時間帯を指すのだそうだ。現在は、一般的にセックスが終わった後の男の冷静沈着な時間帯として使われていることが多い。
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女がデートの前日に思うこと
もちろん、男のセックスが終わった直後の時間帯でなくても、誰しもふと我に返って冷静に物事を考える時間はあると思う。女子のデートの前日もその一つかもしれない。デートに誘われれば、嫌いな男じゃなければ誰だってハイになる。男にモテたいという欲求が満たされるからだ。
けれど、前日くらいになると上がったテンションが下がって、いろいろと冷静に考えてしまう。例えば、「給料日前でお金ない、たぶん払ってはくれるだろうけど、あんまり持っていないのも心配。」とか。「さほどタイプじゃない人だけど、一緒に遊びに行って楽しいのかなあ」とか。
「デートの行き先も教えてくれないし。ご飯は何を食べるんだろ?」などなど。そんなことをグルグルと考えていたら、行くのがめんどくさくなって急に乗り気じゃなくなる。これが女子、THIS IS GIRLだ。
女のドタキャン理由の第一位
事実、あるアンケートでのデートのドタキャン理由の1位は、「急に乗り気じゃなくなった。」だ。全くモテなかった頃、実際に私も前日にデートをドタキャンされたことがある。しかも、同じ女子に2度も。
どんな理由で断られたかはもう忘れてしまったが、残念ながら一つだけはっきりしていたことがあった。それは、彼女が私とデートしたいと思うほど、私に男としての魅力がなかったということだ。
だってそうだろう。もし仮にその日が都合が悪くなってしまったとしても、本当に乗り気なら、別の日はどうかと聞いてきたはずだ。けれど、そんなことは当然なかった。逆に私からもう一度誘ったくらいだ。そして、2度目のドタキャンをくらった。
ただ一つ救いだったのは、一度目も、二度目も最初は行ってみようかと思ってくれたことだ。ただし、彼女のその気は続かなかった。
なぜ彼女が心の移り変わりしたのか本当のところは分からない。急に乗り気でなくなったのか、他の魅力的な提案があったのか。しかしドタキャンをくらったのだけは確かだった。では、彼女にデートのドタキャンをさせないようにするには何が必要なのだろう。
魅力的なデートの提案を
結論から言えば彼女にとって魅力的に思えるデートの誘いをすることだ。例えば、ただ「ご飯を一緒に食べに行こう。」と誘うのと「最近できたイタリアンの店の評判がいいみたいだから、一緒に行こうよ。」と誘うのとでは相手に与える印象が全然違う。
前者の誘い方だと何を食べに行くか分からないので、ご飯に対する期待はさほどない。だから、一緒に行くあなたがデートの命運を握っていることになる。逆に後者だと、一緒に行くあなた、新しい店プラス評判のいい店の三つで彼女の好奇心をくすぐっている。こういった誘い方だとドタキャンされにくい。
ドタキャンされるということは、あなたのことを男として少し物足りないと彼女は感じているんだ。そんなあなたを補ってくれるのが、デートが魅力的に思えるような誘い方することなのである。
楽しそうなら来てくれる
あなたのことをさほどタイプじゃないかもと思っていても、楽しそうと思える誘い方をすれば、彼女は必ず来てくれる。後は実際に彼女を楽しませることさえできれば何も問題はない、むしろ万々歳だ。
来てもらうことが大事
大事なことは、とにもかくにも彼女にデートに来てもらうことだ。 来てもらえなければ、あなたの良さをアピールできない。だから、彼女ができるだけ行きたい、行ってみたいという気持ちにさせなければならない。
もし何度かデートでドタキャンをくらったことがあるなら、まずは例を参考に誘い方を工夫してみよう。誘い方を変えれば、必ず結果が変わってくる。ぜひ参考にしてみてほしい。
ではまた次回、さらばじゃ!!
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