「絶食系男子」という言葉を最近知った。恋愛に全く興味がない、恋愛しなくても生きていけるという男子たちのことを指すのだそうだ。ある調査データによると、20代の4割、30代の3割の男子が、この「絶食系男子」に該当するらしい。
当たり前だが、理由はいろいろだ。雇用、労働環境や経済面がきつくて、恋愛どころじゃないという人もいるだろう。女子とどう付き合っていいのかわからないから、絶食系男子になってしまったということだってある。
また、過去の経験から、もう恋愛には懲りた。二度としたくない。俺は1人で生きて行くという人もいるかもしれない。ただし、この調査データを読み解いていくと、一つ大事なデータが浮かび上がっている。
結婚願望はある。ただし、自分はしないと思っている人がかなりの割合でいることだ。つまり、いろんな理由をつけているけれど、本当のところは、大半の人は結婚したいのである。
もっと言えば、全てのことが上手くいくと仮定するならば、ほとんどの男子は、「絶食系男子」にならないのではないかとさえ思ってしまう。じゃあ、本音は、恋愛したい、結婚したい「絶食系男子」はどうしたら、行動できるのだろう。
私の答えは、シンプルに自分の欲求に従えばいいということだ。彼女のことを好きだとか、二人でデートしたいという気持ちは、自然に自分の内側から湧いてくるものだ。その気持ちに無理に逆らわずに従えばいい。
もちろん、自分の欲求に従うと言ったって、彼女をリスペクトした行動を取ることが大事だ。嫌がる彼女にしつこくしたり、ましてや警察のお世話になるようなことはしてはならない。
また自分を「絶食系男子」にしてしまっているほとんどの理由は解決できる。もし、本当に労働環境がきついと思っているなら、転職すればいい。普通の生活ができないような職場にいる必要は全くない。
収入面で問題があるから、結婚できないと思っているなら、一緒に働いてくれる女子を見つけよう。今の世の中、男に養ってほしい人ばかりではない。どう女子と接したらいいのか分からないというなら、キャバクラにでも行って練習するという方法もある。
または最近は恋愛の学校のようなところもあるので、周囲に全く女子の友達がいないなら、そういったところで、勉強するのもありだろう。過去の恋愛がトラウマになってしまって動けないでいる人は、恋愛で失敗したことがない人はいないと思ってほしい。
あなたが過去にした失敗は誰でもしているような失敗や失恋なのだ。決して周囲に恥じることはない。時が経っている今では、笑い話のタネの一つくらいに思えばいいんだ。
それでも、どうしても恋愛できない、結婚したくても動けないと思うのなら、人間が持っているダークなエネルギーの力を借りるのも一つの方法だろう。「彼女とSEXしたい」とか、「彼女と付き合っていると周囲から羨ましがられる。」というような人には言いにくいエネルギーだ。
こういったエネルギーは、自分を動かすエネルギーになりやすいし、否定する必要もない。人は誰しもこのエネルギーを持っている。上手く使っているか、否定しているかのどちらかなんだ。
大事なことは、自分が「絶食系男子」をしている理由を知ることだ。当然、理由が一つの場合もあるし、複合しているケースもある。しかし、理由さえ分かっていれば、それに対応する解決策もある。焦らずに少しずつ解決していけばいい。
もちろん、出会いがあって、彼女が好きだと動き始めたって、上手くいく保証は全くない。しかし、人生に保証があるものなんて何一つない。だから、恋愛だって、婚活だって楽しめばいい。楽しくしていれば、そのうち上手くいく。
あなただって、そんな経験をしたことが必ずあるはずだ。軽い気持ちで、行動してみよう。そこから、全てが変わっていくんだ。
ではまた次回、さらばじゃ!!