マイナビウーマンが働く男性にある調査を行ったそうだ。内容は、内心、彼女に欲しい自分の母親が持っている能力は?というもの。多かった回答としては、「料理」、「気配り、思いやり」、「金銭感覚」ということだったらしい。
これを調査結果を見て、正直、難易度高いと思った婚活中の女子は多いんじゃないかな。「求めすぎ」と頭にきた人もいるかもしれない。「だから、私は結婚できないんだ。」と落ち込んだ人もいるだろう。
しかし、この3つは、私から見ればそんなにハードル高くないと思っている。むしろ、簡単と言っていいかもしれない。では、なぜそう思うのか、理由を説明しよう。
まず、料理。正直、好きじゃないと思う人はたくさんいるだろう。実家で暮らしているから、料理をしたことないという人だっているかもしれない。しかし、結婚したら、全くしないのはまず無理だし、彼も料理をしてほしがる。
だから、いくつか得意料理を持っておくことをお勧めする。別に数は多くなくて良い。ただ、男が好む料理、唐揚げや豚肉のしょうが焼など肉系の料理を作れるとポイントが高い。
数が少なくとも得意料理があれば、男は満足する。料理が上手いなあという話になるのである。しかも、今はクックパッドという強い武器がある。食材を入力して検索すれば、レシピが簡単に手に入る。冷蔵庫の整理だって、昔ほど難しくないんだ。
次に「気配り、思いやり」だ。あなたは大好きな彼に優しくなれないのだろうか。よほどドSな人を除けば、答えは「No」だろう。男だっていつも「気配り」して欲しいとは思っていない。結局、肝心なときだけなんだ。
「肝心なときっていつ?」とすぐツッコミが入りそうだ。例えば、落ち込んでいるとき。友人の前でちょっとした見栄を張りたいとき。やたらと自分が忙しいくて、余裕がないときだ。
こういったときに、気を使ってあげたり、そっとフォローしたりすると、「おぉ。」という話になるのである。逆にいつも気を使われすぎると男は不自由さを感じてしまう。そこを忘れないでおこう。
最後に「金銭感覚」だ。しかし、これはカップルでほとんど変わらないと思っている。なぜなら、「類は友を呼ぶ」の法則があるからだ。簡単に言えば、経済力も含めて、だいたい似たもの同士の二人が付き合うことになる。
もちろん、人によってお金の使い方には差があると思う。男女間で経済力の格差も依然として存在する。しかし、付き合うきっかけが、友人の紹介や職場がメインになっている以上、自分と考え方が違い過ぎる人とは出会いにくい。
すなわち、「花より男子」のようなカップルも、「白鳥麗子でございます。」のようなカップルもできにくい。だから、必然的に金銭感覚も似た二人が付き合うことになるんだ。
大事なことは、彼があなたに求めている自分の母親の能力は、彼の母親が長い年月をかけて作ってきたということだ。彼の母親だって最初から料理が上手かったわけではない。彼の意に沿う気配りができていたわけではない。
金銭感覚、やりくり上手だったわけではないんだ。結婚して必要に迫られて磨かれてきた能力なのだ。あなたも最初から彼の母親レベルの能力を目指さなくても構わない。今は「ちょっとできるよ」くらいで十分だ。それで、男は納得する。
彼と付き合っている期間に、彼と結婚してから、二人でそういった能力の原石を磨いていけばよい。結局、彼があなたに求めている自分の母親の能力も、彼の父親と母親の二人で磨いてきた能力なのだから。
ではまた次回、さらばじゃ!!