浮気は〇〇への入り口。

「浮気」。

　したことある人、したことない人。願望はあるけど、行動には移せない人。男と女の話題になったときに、「浮気」というカテゴリーは外せない。ただ、ほとんどの人は「浮気」というと悪いことをしているというイメージがあると思う。

　けれど、｢浮気されるほうにも原因がある。」という理屈がまかり通るくらい「浮気」を肯定する意見があるのも事実だ。

 浮気から本気へ

　ただ私は少し違った意味で浮気については肯定派だ。それにはちゃんと理由がある。

　なぜなら、浮気が本気に変わるケースがあるからだ。もっと言えば、二股だって問題ない。別に悪いことではないんだ。例えば、付き合っている恋人がいたとしよう。しかし、ある日、彼との出会いがあった。そして、その彼に押し切られ、感情にもあらがい切れず、関係を持ってしまった。

　それっきりで終われば、単なる浮気である。しかし、そこから定期的に会うようになり、後から現れた彼のほうを好きになってしまった。これはもう浮気ではなく本気である。つまり、浮気は本気への入り口でもあるんだ。

　また浮気した結果、どちらの彼が本当に好きなのか分からなくなってしまった。だから、両方と定期的に会う、関係を持ってしまうのが二股だ。ゆえにある程度の期間は、しょうがないことなのである。

　実際、恋人から「他に好きな人ができてしまった、別れてほしい。」と切り出される話はよくあることだと思う。これって、視点を変えれば、やはり浮気からはじまってることだと思うんだ。

浮気相手と本命

　そうは言っても、長期間に渡って二股、三股をかける悪い男がいるじゃないかと批判する人もいるかもしれない。しかし、そういった男もどちらが本気で、どちらが遊びかというのは実は良く分かっているのである。

　なぜなら、クリスマスやバレンタイン当日に会いたいと思う女は、最終的には一人になるからだ。現実的に、体が一つしかないということもあるかもしれない。それでも、両天秤に掛け続けることは無理なんだ。

　NHKの朝ドラのように初恋の人と結婚して幸せに暮らすというのは、実際のところは難しい。人間にはダークな面も含めて、いろんな側面がある。だから、一緒に過ごしてみないと分からない。

浮気はどうしても起こる

　そして、出会いは、いつ、どのタイミングでやってくるか誰も知らない。またセックスから始まる恋愛を否定する理由はどこにもない。そう、浮気や二股はどうしても起こってしまうのである。

　無論、「浮気」とか「二股」に対して嫌悪するのも自然な感情だ。ただ、より本気で好きな人を選ぼうと思うのならば、浮気してしまうのも、二股になってしまうのも、ある程度は許容されなければならないことではないかと思う。　

　浮気されることによって、傷つく人間が出てくるじゃないかと反発する人もいるかもしれない。けれど、選ばれる人と振られる人が出てくるのが恋愛なんだ。

　失恋のない人生なんてあり得ない。終わった恋は早く忘れて、次に進むしかないんだ。

　今日はそんな感じで、CIao!!