今やアラサー女子のバイブルとなっている「東京タラレバ娘」。私も恋愛関係のマンガは大好きなので読んでいる。4巻は、彼の好みの女になれるかどうかがテーマだった。で、もちろん、ヒロインは彼の好みには染まれない。だから、男とうまくいかないとストーリーが展開していく。
当たり前のことかもしれないが、たとえ彼の好みの髪型にしたとしても、彼の好みのファッションを続けたとしても、うまくいかない可能性は大いにある。自分に嘘はつけないから、結局、無理が生じてくるからだ。
でも、振られるくらいなら、彼の好みの女になろうと努力するほうがいいのでは・・・、と思う人も当然いるだろう。それはそれで否定はしない。男と女は、全く別の生き物である。だから、どうしてもお互いに歩みよる必要が出てくる。なので、彼に徹底的に合わせるというスタンスの女がいて当然だからだ。ただ、そんな女はつまらない。
私の友人は、二股をかけていた。どちらにも結婚の話をしていた、女から見れば、最低の男である。1人は大学時代からずっとつきあっていた彼女で、もう1人は社会人になってつきあった女だ。仮に前者をA、後者をBとしよう。Aは彼の好みに合わせる女だった。髪型も服も彼の好みに合わせていた。
何でもかんでも彼に相談し、彼の意向に沿う行動していた。逆にBは、我の強くて、自分の趣味で選んだネックレスを彼が仕事の都合でできないと言ったら、怒りまくるような女だった。
で、結局、彼はどちらと結婚したのか。そう、Bである。彼からみれば、めんどくさい女ではないのかと思うかもしれない。けれど、Bは自分のやることに自信を持っている。だから、彼を引き寄せた。
逆にAは、彼の意向に沿うことで、自分の存在価値をだしていた。つまり、彼に媚びていた。もちろん、彼は自分の意向に沿ってくれているので、最初は嬉しい。でも、そのうち、なんでもかんでも相談されるので、めんどくさくなっていくのである。
ここで、「男は勝手だ。」と思った人は多いと思う。「俺色の染まれ」と言ってみたり、自分の魅力で勝負してほしいと言ってみたり。じゃあ、どうすればいいんだと感じる人も多いのでないかと思う。
結論から言えば、「惚れさせたもん勝ち。」ということだ。彼に惚れさせれば、彼に俺の好みに合わせてくれなんて言われることもなくなる。もっと具体的に言えば、自分の魅力を磨きあげることが男を引き寄せるということだ。
魅力と言われても・・・、と思った人も多いかもしれない。メイク、ファッションを工夫することもそうだろうし、自分が得意なこと、好きなことでアピールすることもそうだろう。別にそれが仕事だって構わない。自分の何かを磨いていくことが大事だ。そうすれば、周囲から光って見えるのである。
男の好みを徹底的にリサーチしたほうが、モテる女になれるのではという考えの人もいるだろう。しかし、人の好みは千差万別だ。あなたが魅力を磨いていけば、あなた自身が好みだという人が必ず現れるのである。
事実、外見だけでいけば、私ならAが好みだった。しかし、友人はBがめちゃくちゃかわいいと言っていた。そんなもんなのである。
もし、男の好みにあわせ続けて、自分を押し殺し続ける人生と、自分の魅力を磨き続けてモテる女になる人生があるとしたら、あなたはどちらを選ぶだろうか。ちょっと、考えてみてほしい。
今日はそんな感じで、Ciao!!
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