毎日、夕食のときに妻の話を20分聞く。この話をすると、結構、驚かれる。「そんなに聞いてくれる男はなかなかいない」と。
僕としては、食事の時間に妻と会話しているだけである。もちろん、うちには騒がしい小人が1人いるので、話があっちやこっちやに飛んだりするのだが。
話の内容は、ほとんど妻の今日あったことや、不満といったとりとめのないことだ。それが、だいたい20分。後は、僕が今日のあったことや感じたことを話す。こちらも、ほとんどとりとめもないことである。だいたい10分くらいだろうか。
それで、だいたい食事終了。あとは、2人で家事をして、小人をお風呂に入れて寝かしつけ。それから、2人の自由時間となる。
ただ、この食事のときに会話というか、妻の話を聞く時間は、結婚してから、ずっとあったわけではない。ここ一年くらいだろうか。それまでは、ずっとテレビを見ながら、食事をしていた。
僕はサッカーが大好きである。特にイングランドプレミアリーグとチャンピオンズリーグを録画して、食事のときに見ていた。妻が話したがっているのもそっちのけで。ただそれでも、妻と話はしていた。小人がいなかったから。
小人がやってきたから、生活リズムが変わり、当然ながら、小人が中心の生活になる。で、必然的に、妻との会話が減った。妻がいっぱいいっぱいになったからである。これに僕は危機感を覚えた。
ということで、食事の時間のテレビを止めた。その代わり、妻の話を聞いた。もともと、妻は食事の時間に話をしたがっていたので、喜んだ。そして、小人をご飯に集中させるのにも良いアイデアだった。
今、僕はシーズンオフということもあって、テレビを見ることは、少ない。そして、妻はほとんど見ない。だから、テレビをつけることになれば、たいていワンワンとウータンの出番なのだ。
我ながら、幸せな日常だと思う。
今日はそんな感じで、Ciao!!
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