正論と現実のあいだ

「それは筋が違うんじゃないですか？」

今日、ある人との電話の中で、出てきたコメントだ。確かに筋が違うと思った。けれど、彼女のコメントは正論だ。ただ、僕は人間関係、特に交渉ごとにおいては正論を重視していない。なぜなら、人は正論では動かないからだ。

　正論＝理想

これに異を唱える人はいないと思う。僕も理想は大事している。しかし、理想と現実のギャップが激しいとき、僕はいつもどこまですり合わせることができるか考えることにしている。

　理想＝BEST

しかし、世の中においては、BESTの状況は存在しない。だから、いつもよりベターな状況を作ることを苦心する。特に人間関係はお互いの感情ってやつが大事だ。そして、感情はいつも合理的とは限らない、逆に不合理な状況を好んだりする。

　さて、正論を振りかざした彼女は、私は間違っていないと思っているだろう。けれど、それをもとに相手と交渉しないといけない私は、今日もリアルを考える。さて、どうっすかなあ。

今日はそんな感じで、Ciao!!

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