自分の話

妻の出産と偉大なるGoogle先生と。

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妻が出産しました!#出産

午前2時。妻の苦しむ声で目が覚める。出産の兆候である出血を確認してから、2日目。産婦人科の先生の「臨月に突入しているといっても、まだ少し早いので、安静にしていてほしい。」との指示がでた矢先のことだった。

 

前日から、前駆陣痛のような痛みが不定期にあると妻は言っていた。目が覚めたので、妻に様子を尋ねると不定期だが、わりと短い間隔で痛みがある、ただし、前回の出産のような痛みではないと。だから、たぶん前駆陣痛で、本陣痛ではないじゃないかなあと言う。

ただ、苦しみ方も結構、きつそうに見えた。というとで、スマホでググってみる。前駆陣痛と本陣痛とどう違うのかも分からないし、どう対処していいかわからなかったからだ。もちろん、ネットの情報だって、いつも正しいことを伝えるとは限らない。

けれど、もう癖のようなもの。分からなかったら、とりあえずググってみるというスタンスは。

で、ググってみたけれど、短い間隔だったが、不定期なので、僕と妻の判断は前駆陣痛。ただ、やっぱり痛がり方が尋常ではない気がしたので、定期的な痛みが10分くらいの間隔になったら、教えてほしいと僕は目を閉じた。

が、やはり妻の苦しみ方が尋常ではなく眠れるはずもない。午前3時半。再度、ググって状況を再チェック。妻は、痛みが10分くらいの間隔で、定期的にやってくると。ということで、産婦人科に電話。

「すぐに来て下さい。」と当直の看護婦さん。ということで、もう1人の小人ちゃんを実家に預けて、車で産婦人科へ。前回の出産の際もそうだったが、僕は車を運転しながら、どうでもいい話をする。少しは妻の気がまぎれればいいなと。

産婦人科に到着したのが、4時10分くらい。で、診察へと。子宮口が6㎝開いていますと言われても、僕はイメージできないんで、「あぁ、もうじき産まれるんだ。」くらいの感覚しかもてなかったのだが。

9月2日(金)4時41分、無事、出産。男の子でした。残念ながら、体重が足りず未熟児で、1日足りず、法律上は早産扱い。でも、今のところ、小人も健康。妻の経過も良好。

前回は、タイミングが早く立ち会えなかったけれど、今回は立ち会えた。ハラハラとかドキドキとかするかと思ったけれど、自分の中では、無事に産まれてくるという確信と小人に出会えるという喜びがあったので、終始ニコニコでした。

もう30分くらい判断が遅れていたら、車の中で、出産だったかもと思うとドキっとする。でも、結果オーライかな。

誰かにとっては、単なる2016年9月2日。けれど、僕たち家族にとっては、特別な2016年9月2日。爽快な朝でした。

スマホって本当に便利ですね。惑わされることもあるけれど、今回は助かりました。午前2時の時点で、病院に行けば良かったのではと思う人もいると思うけれど、痛みが強くても、単に前駆陣痛であれば、自宅待機、そう、病院に行っても、家にお帰りくださいなのです。

今日は、そんな感じで、Ciao!!

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