女は男に愛を感じてもらいたい。これは太古の昔より、女性にプログラミングされている本能だ。だから、女は男に愛を感じてもらえるよう尽くす。例えば、料理を作る、掃除をするといった家事。例えば、夜の営み。例えば、日常の細々としたお世話など。
けれど、いずれもうまくいかない。男を虜にするにはいたらない。あなたも彼にずっと尽くしたけれど、うまくいかなかった。それどころか、彼に浮気されてしまったという経験を持っているかもしれない。
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女の人生の最大の疑問
尽くしたけれど、男は去っていく。女にとっては、人生最大の疑問と言ってもいいだろう。では、男にとって女から愛を最も感じられるときっていったいどんなときだろうか。今回は、そこについて、考えてみたい。
頼られ、甘えられるとき
結論から言えば、男が女性から最も愛を感じられるときは、頼られ、甘えられているときである。つくしてもらっているときより、セックスしているときより、頼られているときのほうが愛を感じるの? と思うかもしれない。
けれど、男にとって愛を感じる瞬間は、頼られているときなのだ。もっと言えば、役に立っている、「ありがとう」と言ってもらった瞬間と言っていい。では、なぜそう思うのだろう。
男は昔から養ってきた
男は昔から女を養ってきた。狩猟の時代は、獲物を狩って女に食べさせていた。農耕の時代も働き手のメインは男であった。戦いのときは、武器を手にとって、女を守った。少し前の昭和の時代では、男は外に働きに行く、女性は専業主婦として、家庭を守るというのが当たり前だった。
男女同権が声高々に叫ばれるようになったのは、つい最近のことである。だから、女が男を養うのもありだと思われるようになった。
だから、本能的に、男は女に頼られるのが当たり前になっているのである。むしろ、頼られないとさびしい。自分の価値を感じられないのである。そして、女の役に立っていると感じたとき、男は嬉しいんだ。
尽くすは、いずれ当たり前になる
では、なぜ、女がつくしても男に愛されないのだろう。それは、当たり前になってしまうからである。人はすぐに慣れてしまう。女が男のためにやってあげていることは、いつも、いつしか当たり前になってしまうのである。
確かに最初は愛を感じるかもしれない。しかし、最初だけで、結局、愛を感じ続けることはできない。そこで女は男に対して、怒りを感じてしまう。結果、行き着くところまで行けば、破局である。そこまでいかなくて、冷戦に陥ってしまう。
ニュアンスが大事
男は頼って欲しがっているというのは、分かった。でも、よく彼にお願いしてもやってくれないし、それどころか、動いてもくれないことがよくあるんだけど、どうしたらいいの? という疑問を持つと思う。
ここで大事なことは、本当にお願いしているのか? ということだ。当たり前だが、〇〇しろ! だったら、お願いではない。単なる命令である。「〇〇してください」というのも、丁寧だが、ほとんど、命令だろう。
「じゃあ、どう言えばいいのか」と思うだろう。「あなたのことを頼ってますよ」、というニュアンスで伝えるのが正解である。例えば、夜ごはんを作ってほしいと彼にお願いするとしよう。
ア 「夜ごはんを作ってください」
イ 「今日は仕事が遅くなるから、あなたに夜ごはんを作ってくれたら、嬉しいんだけど」
アとイ、どちら、男にとって役に立っていると感じるだろうか。もちろん、イである。「嬉しい」という言葉を添えることによって、男は彼女の役に立とうという気持ちになるのである。そして、実際にやってくれたら、「ありがとう」と伝えよう。すると、男は彼女の役に立ったと喜びを感じるのである。
余談であるが、うちの妻は、知っているのか自然にやっているのかわからないんだけど、この伝え方で僕をその気にさせるのが本当にうまい。僕も分かっているのだが、ついつい乗せられしまう感じだ。
ちなみにやってもらったときに、結果が自分の思う通りになっていなくても、「ありがとう」は忘れてはいけない。まずは「ありがとう」と伝えて、「次回からは、〇〇してね。」とお願いしよう。
彼は気がついていない
次に「分かっているはずなのに、彼が動いてくれない問題」を解決する。男は女ほど、周囲が見えているわけではない。一つのことに集中していることがほとんどだ。だから、あなたほど彼は気がついていない。
気がついていないのだから、率先して動けるわけもない。だから、ちゃん伝えてあげることが大事。よく「無言で、彼に対して圧力をかけている」と言う人がいるけれど、男はそういった圧力を感じにくい。女に比べて鈍感である。
ここでまたあなたは疑問に思うことがあると思う。「モテる男は、マメに動いて、さりげなく行動してくれるじゃないですか?」ということだ。確かに、洞察力が高い男はいる。これは疑いの余地はない。
しかし、一般的に、全体を見ながら、いろんなことができる、いわゆるマルチタスク思考が得意なのは女性である。もちろん、今の世の中では、当然、誰にでも求められる能力である。がしかし、男はもともと得意ではない。だから、そこは期待してはいけない。お願いしたいことがあるなら、言葉にして口で伝えよう。
男に見返りを求めてはいけない
昔、つきあっていた彼女がよく言っていたことがある。
「ケンカしてても、あなたに何かしてあげたいって思うのよ」
これは、女性の本能と言えるものだから、僕は否定する気はさらさらない。やってあげたいと思うのなら、やってあげればいい。しかし、そこで、愛という見返りを求めてはいけない。残念ながら、それでは男は愛をあまり感じないからだ。
それよりも、彼をあなたの思うように使って、ついでに愛も一緒に感じてもらう。そのほうが良いと思わないか?
今日はそんな感じで、Ciao!!
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