「いるのといないのとでは、全然、違うのよ。」
これは、先輩がよくこぼすグチである。彼女は、アラフォー。彼氏あり。でも、彼は結婚する気なし。アラフォー独女の典型的な一人かもしれない。僕は、何度か「別れたら」と言って見たことがある。でも、なんだかんだで、答えは「No」だ。
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彼と別れるとさびしい
確かに、彼と別れたら、さびしくなるかもしれない。ただ、それによって得ることだってある。では、何を得ることができるかのか。もちろん、答えはたくさんある。けれど、僕の結論は、理想の彼を得るチャンスが訪れるということだ。
彼が変わるたびに理想に近づく
これは、別の先輩の話になるのだが、彼女は、彼氏ができるたびに、「前の彼より、理想に近い」と言っていた。深くは聞いたことがないので、それが顔なのか、性格なのか、全てなのかはわからない。けれど、彼女の中では、理想に近づいているらしい。
僕もそれについては同じことを思っている。つきあい、別れを繰り返していくうちに、自分が本当に女性に望んでいることがわかっていくというイメージである。だから、違うかもと思ったら、とりあえず距離をおくなり、別れてみるなりしたほうがいい。
何となく違うと思っていても別れられない
では、なぜ自分の中でなんとなく違うと思っていても別れることができないのか。彼がいるという安心感だけで一緒にいる人もいる。急に1人になると孤独を感じてしまうという人もいる。彼に情を感じているから、一緒にいるという人だっているだろう。
ただ一つ言えることがある。違うと思っても、彼という存在がいれば、理想のパートナーが入るスペースはないということだ。あなたが受け入れる余地がないから、入れないないのである。しかし、そうは思っていても、別れられないのが現実だろう。先輩もそうだし、これを読んでくださっているあなたもそうかもしれない。
つまり、今、痛い思いをするのが嫌だからだ。もっと言えば、自分にとって、決定的な痛みを伴う出来事がないと別れられない。
二股のススメ
だから、僕は、二股をオススメする。もちろん、三股でもいい。同時並行で、何人かのパートナー候補の男とつきあってみるのである。恋愛の専門家が、二股を勧めるのはおかしいのではないかと思う人もいるだろう。
ここで、あなたが忘れている事実が1つあることを思い出してほしい。あなたは、年をとっていくということだ。年をとっていく=老いていくことである。先日、8年ぶりにある知人と再会した。正直、僕は残念に思った。きれいでスリムだった彼女は、太って、老けていた。しかし、これは誰もが避けられないことである。
もちろん、今はいくらでもアンチエイジングの方法はあるし、奇跡のアラフィフ、石田ゆり子さんのような女性もいる。しかし、それでも若さには価値がある。そのままで、十分キレイだからだ。子供を持ちたいか持ちたくないかはともかく、出産するかしないかも選択できる。時間は、有限だということを改めて考えてほしい。
二股をしてパートナー候補を絞り込む
そこを踏まえて、同時並行でおつきあいしてみるのである。別れられない人は、よく「いい人がいたら、乗り換えたい」と言う。しかし、おつきあいするのは、1人だけという考えからか、実際に行動まで起こす人は少ない。
けれど、恋愛は自由である。気になる人が現れたら、食事をしてみる。遊んでみる。そうやって、あなたとの相性を確かめてみればいい。比較しながら、あなたにとって、たった1人のパートナーを絞りこんでいくのである。
なんとなく「二股って・・・・・・」と思うかもしれない。けれど、カップルの別れ話の際に、「他に好きな人ができたから、別れたい」というケースがある。このケースは、別れの理由として、世間的に認められている。
しかし、これは視点を変えるとれっきとした二股である。なぜなら、ほとんどのケースにおいて、他の好きな人とつきあうことが合意しているからである。合意ができたから、別れを切り出している。同時並行以外の何者でもない。
たまたま二股になってしまうのと、意図的に二股にしてしまうのとでは、違いがあるのだろうか。「別にない」と言って差し支えないだろう。事実に代わりはないからだ。
二股のリスク
ここで、疑問に思うことがあると思う。一つは、SEXの問題だ。意図的に二股にする場合、SEXは控えるべきである。今の彼とも、別のパートナー候補ともだ。もちろん、SEXしてみないといい関係になれるかどうかわからないという理論もあるので、否定はしない。ただし、面倒なことになる可能性も否定できないので、自己責任になるということを頭に入れておいてほしい。
もう一つは、意図的に二股をしていることを、今の彼にバレてしまったら。そこで、彼に別れを考えていることを告げてしまえばいい。で、きっちり本音で話し合うのである。もし、そこで一方的に彼がキレてしまうようなら、あなたを大切に思っていない証拠である。彼が言動を改めてくれたり、あなたの気持ちに寄り添ってくれるようなら、彼に絞ってしまってもいい。
大きな幸せを逃し続けている
大事なことは、あなたが「違うかも」と思いながら、彼とつきあっていることは、別の大きな幸せを逃し続けているということだ。そうは言っても簡単には別れられないのは、十分、わかっている。だから、意図的に二股をかけてみることをオススメしているのである。
ただ何も行動しないというのでは、彼とダラダラしてしまい、貴重な時間を無駄にしてしまう。ちなみに、先輩は、「子供を持ちたかったけれど、もう持てない」と嘆いていた。結局、チャンスがあったことは失われてから、気付くものなのである。
ぜひ、行動してみてほしい。
今日はそんな感じで、Ciao!!
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