今日、ふと、前に勤めていた会社の同僚と怒鳴りあったことを思い出した。ただ、もうちゃんと彼の名前も思い出せなくて、季節は春だったことは覚えているけれど、何年前の話だったかはっきりしない。
18年前、こっぴどく振られた彼女の顔ももうはっきりしなくなってきた。胸にナイフを突き立てられたら、こんな痛みだろって思うくらい痛かったけれど、今じゃ、ブログのネタになっている。
前の会社に入って、15年間、たくさんの客に怒鳴られたけれど、大半の客のことは忘れてしまった。もう2度とかかわることはないと思ったら、記憶からあっさり消えていく。
結局、僕たちは忘れていく。そのときはものすごく悩んだり、悲しんだり、怒ったりしても、数年経てば、すっかり忘れて、また別のことで悩んでいる。
僕は、コーチ兼コンサルタントの先輩に、「5年後、今のことで悩んでると思う? 悩んでいるわけないだろ? そう思ったら、気持ちが軽くなるだろ」とアドバイスを受けた。考えてみれば、過去に悩んだことはなんだかんだで解決しているよなってこと。
もちろん、厳密に言えば、解決していないこともたくさんある。目的地が変わって、悩む必要がなくなったり、自分の手から離れて、別の人の悩みになったとか。
で、僕は、今、いくつか悩んでいることがある。妻との約束は絶対に守らなければならないものなので、なんとか解決したい。僕は、すぐに焦ってテンパるタイプで、結構、ジタバタ騒いでみるタイプ。
もちろん、解決できるよう色々やっているんだけれども、今のところ、これといった光は見えてこない。
ただ、今、僕がいる場所は、多分、他人から見れば、なんとまあ甘いところにいるんだと思われるような場所いたりする。だから、そんな場所で悩める僕は、ラッキーだと思わなくてはならない。そして、今悩んでいる問題も、5年後には、悩まなくてもいい問題である。
そんなことを思ったら、もっともっと自分の人生を信頼いいと思った。今まで、信頼していなかったわけじゃないけれど。両親も妻も周囲の理解ある人たちも僕以上に僕のことを信頼してくれている。それなのに、僕が自分の人生を信頼していなければ、いくら周囲の協力があってもうまくいくわけがない。
もっと、もっと、もっと自分の人生を信頼していい。悩んでいる悩みも幸せな悩みだ。その悩みも、そのうち消滅してしまう。そして、次のまた悩みがやってくる。そんな幸せな毎日を生きている。
今日は、そんな感じで、Ciao!!
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