「好意を持ってもらいたい」
「好かれたい」
「愛されたい」
大好きな彼ができたら、当然だと思う。そして、「彼に好かれるために何ができるの?」って、考えるよね。例えば、
ごはんを作ってあげる
LINEを即レスする
好き好き光線を出す
スキンシップを許す
セックスを許す
プレゼントをあげる
まだまだいろいろあると思うんだけど、僕が今思いつくのはこのくらい。こんな感じのことを彼に与えてあげた結果、彼とうまくいった人はどのくらいいるんだろう。ぶっちゃけ、最初は喜ばれたけど、結局、何も変わらなかったっていう人がほとんどじゃないかな。
それどころか、セカンドにされてしまったとか、フェードアウトされてしまったとか、そんな人も多いのではないのかと思う。逆に僕が「ゴチしてもらったら」とコーチングして、好きな男に「ゴチして」と甘えたら、本当にゴチしてもらえて、次もゴチしてもらえる約束をした女の子もいる。
デパートで「この財布がほしいな」と呟いたら、隣にいた彼は、自分の財布の中のクレジットカードを差し出したなんて話だってある。その財布は10万円くらいブランドのもので、そこらの安いものではない。
この違いはなんだろうか。その女の子たちはかわいいじゃないかとか、スタイルがいいんじゃないかとか言いたくなる人はいると思う。しかし、彼女たちとはLINE@で相談してもらっただけなので、容姿は知らないし、会ったこともない。
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男心を響かせるには甘えるのが一番
結論から言えば、女の子たちがやったことが男心に響いたか響いてないかだ。一方は与えた。一方は甘えた。一般的に考えて、与えたほうが愛されると思いがちだ。けれど、実際の結果は違う。甘えた女のほうが男心をつかんだのである。
では、なぜ甘えたほうが男心を掴んだのか。男にカッコつけさせるチャンスを与えたからだ。なんだかんだ言っても男は女の前でカッコつけたい。そんな男心を刺激したからである。「ゴチって男がかっこいいことになるの?」って女性は思うかもしれない。
男の視点から見ると経済力があるということはカッコいい男の条件の一つだ。女の子におごることができる自分はカッコいいと思える。だから、彼は喜んで彼女にゴチしたのである。
素直に男心を受け取ると愛される
彼には好かれたいけど、「おごってほしい」なんて言えないという人も多いと思う。では、あなたに一つ質問をしてみたい。気になる彼と食事に出かけて、美味しい料理に楽しい会話。素敵な時間を過ごした。彼は会計を済ませて、「ここは払っておくから」と言ってくれたとしよう。
そのとき、あなたはすんなり「ごちそうさまでした」と言えるだろうか? それとも「割りカンにしましょう」と半分をお金を払うことを選ぶだろうか。もちろん、愛されるのは、素直に「ごちそうさまでした」と言える女である。
なぜなら、彼はあなたに自分のカッコいいところを見せたいと思って、払ってくれるのである。もっと言えば、あなたに好かれたいと思って払ってくれるのである。拒否するのは、その好意を無にすることだ。彼の快感を奪ってしまうことになるのである。
わかりやすい例として、ゴチを例に挙げているが、要は彼があなたにしてあげたいこと、彼がしておくよと言ったこと、彼がいいよと言ったことは、「ありがとう」と言って受けとるだけで、あなたは愛されるってことだ。
それをあえて、遠慮したり、申し訳なく思ったり、心配したりすると、彼は気持ちはシュンとなる。もしくは、ちょっとカチンときたりする。だから、受け取るだけでオッケー。もちろん、ダメなときはちゃんと理由を言ってあげる。男はロジカルに物事間かげるから、理由を言ってあげると納得できる。
だから、彼の好意を受け取らないばかりか、彼に好かれようと思って、いろいろしてあげるのは、マイナスにしかならないのである。
甘えるのに抵抗があるあなたへ
理屈はわかる。それでも、人から何かを与えてもらう、特に男性に何かをしてもらうのには、抵抗感がある人は多いと思う。実際、僕が「彼に甘えてみたら」とコーチングしたら、「想像するだけで吐きそう」と答えたクラインアントさんは何人もいた。
だから、最初から、「甘える」とか「頼る」っていうのが難しいあなたは、男性から受け取ることから始めよう。彼が「かわいいね」って褒めてくれたら、「ありがとう」って、受け取る。
彼が「車で迎えに行くよ」って言ってくれたら、「ありがとう」ってしてもらう。彼が「その荷物、持つよ」と言ってくれたら、「ありがとう」ってしてもらう。それだけで彼は気持ち良くなることができる。
もし、違うなとか、困るって思ったときは、「〇〇だから困る」とか、彼がもうやってくれてしまったときは、「△△だから、次回からはこうしてね」と伝えるだけでいい。そうすれば、彼も不快に思わない。
ついついやってあげたくなっても
特に日本人は、褒めてもらっても、「いえいえ、そんなことないですよ」と返すのが礼儀みたいになっている。だから、最初はただ「ありがとう」って言って受け取るのが、気持ち悪く感じるかもしれない。
けれど、彼の気持ち良くなっている顔を見たくないだろうか。あなたのために彼がガンバっている顔を見たくないだろうか。女性は、本質的に与えたい生き物である。そこは否定しない。だから、ついついやってあげたくなるのはわかる。
それでも、彼にカッコつけさせるチャンスを与えてあげてほしい。結果、あなたと彼の関係は劇的に良くなっているはずだ。
今日はそんな感じで、Ciao!!
カウンセラー 田端 裕司
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