恋愛で、NGになる女。重い女。
「こんなこと言って重く思われないですかね」
「私のやっていること、重いですか?」
「私って思い女でしょうか?」
恋愛相談、個別カウンセリングをしていますと、よくこんなご相談をいただきます。もちろん、「それはちょっと彼がしんどいのでは?」と思うときもありますし、「別に全然そんなことないし」と思うときもあります。そもそも、思い女の意味を取り違えていると思うときすらあります。
とりあえず、今回のブログでの重い女の定義は、
重い女=行動が彼の負担になってしまう女 とします。
行動が彼の負担になってしまう女と定義されたら、私はどうなの? と疑問に思う人も多いでしょう。なぜなら、どういう行動をしたら、彼が負担に思うのかわからない。ある行動をしたとしても、どの程度のことをしたら重いのかが分からないからです。
ただ一つ言えることは、自分基準ではなく、彼基準で重いが決まるということです。だから、究極的に言えば、彼に対して行動してなくても重い女と認定されることがあります。代表例が高齢処女でしょう。
ちなみに僕は高齢処女を否定していません。たまたまタイミングがなかっただけと考えています。僕自身も、早くに童貞を捨てたわけではないですし。
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重くなってしまうのは自信がないから
少し話がそれました。今回は彼の重い女の基準についてはふれません。では、なぜ、重い行動、彼の負担になる行動を取ってしまうでしょうか。答えは、簡単です。自分に自信がないからです。心の深いところでは、彼に愛される価値がないと考えているからです。
「えっ、愛情があふれているから、重くなってしまうんじゃないの?」と思うかもしれません。いえ、心の深いところでは違います。愛されている自信がないから、愛を感じたくて、重たくなってしまうのです。
LINEのレスを早く返して欲しい、既読スルーはやめて欲しいと思っている女性は多いと思います。これって、よくよく考えてみれば、かまってほしい、自分の方を見てほしいってことですよね。
過去に「ケンカしててもあなたにしてあげたいって思うのよ」と言われたことがあります。これは、女性の方からみれば、愛にあふれた気持ちだと思うかもしれません。でも、正直、僕はちっとも嬉しくありませんでした。
確かにやってくれるのは、助かります。ただ、僕は自由にしたいし、自分である程度はしたい派です。だから、ほっといてほしいんですよね。だから、僕には、「尽くしているんだから、私を大事にして」と聞こえたんです。この感覚、男性の中には、「分かる、分かる」とうなづく人も多いでしょう。
つまり、女性は自分の方を見てほしい、かまってほしい、もっと大事にしてほしいと思ったときに重い行動を取ってしまうんです。これは、自信のなさからきているものに他なりません。
どんなに彼が愛情を彼女に示したとしても、自信がない女、自分の価値が低いと考えている女は、重い女をやめられません。なぜなら、彼の愛情を自分の自信のなさを癒すのに使ってしまっていて、ハートで受け止めてないからです。結果、彼はエネルギーを吸い取られて、離れていきます。疲れるからです。
重い女になってしまうのは自分の問題
じゃあ、どうしたら、重い女を卒業できるのでしょう? まず、重い女になってしまうのは、彼の愛情の問題ではなく、自分の問題と気づく必要があります。ある尊敬するご夫婦の話になるのですが、ご主人は、仕事柄、女性と二人で打ち合わせをすることが多いんです。
もし、奥様が重い女だとどうでしょう。「あーだ、こーだ」と言ってしまうし、それこそ重い行動してしまうはずです。しかし、奥様は別になんとも思っていません。ご主人の愛と自分の価値をちゃんと感じているからです。だから、重い女になるかどうかは自分しだいと思ってください。
彼の行動にフォーカスする
では、具体的に重い女を卒業する方法をお伝えしましょう。簡単なのは、彼があなたにしてくれたことにフォーカスすることです。もちろん、元彼でも構いません。人は、いつも足りないところばかり見ています。彼がやってくれないとか、思った通りに動いてくれないとか、彼の愛情が足りないとか。
けれど、深く振り返ってみると、そうではないことに気がつくはずです。カウンセリングとかでしっかり自分に向き合うと気がつきやすいです。彼は、あなたが思っている以上に、ちゃんと愛を示してくれていることに気がつくはずです。
男の行動ですから、女性にとっては分かりにくいかもしれません。でも、ちゃんと彼なりの方法で愛を示してくれています。そんな彼の愛を感じたとき、あなたの自信のなさを払拭できるでしょうし、自分の価値を感じることができるはずです。
結果、彼にとって、負担になる行動、彼を試したり、彼に無理を言ってみるような行動は減っていきます。すると、彼の愛もより深く受け取れるようになるし、2人の関係も良いサイクルを回していけるようになります。
もし、自分が彼にとって重いのでは? と悩んでいるなら、まずは彼のあなたに対する行動にフォーカスしてみてください。もちろん、しっかりと時間と空間を確保してです。もし、自分だけでは、ちょっと難しいなら、カウンセリングという方法も選択肢に入れてください。
きっと、「あれ、そういうことだったんだ」という発見があるはずです。ぜひ、やってみてください。重い女から、卒業できる第一歩になるでしょう。
今日はそんな感じで、Ciao!!
カウンセラー 田端 裕司
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