お互いに笑顔でいることが、仲の良いカップルの秘訣だなんて、当然じゃないかとがっかりした人も多いかもしれない。でも、あなたはパートナーの前で、笑顔を見せていることがどのくらいの時間あるだろうか。
テレビを見ながら一緒に笑うということはあるだろう。でも、パートナーの顔を見ておしゃべりしながら、笑っていることは思っているより少ない。なぜなら、一緒にいる時間が長くなればなるほど、パートナーとのコミュニケーションは、単なる事務連絡ばかりなってしまったり、お互いの不満を言いあうこと、もっと言えば、パートナーの意見を否定することがメインになりやすいからだ。
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仲のいいカップルになる秘訣
長年連れ添った仲のいい夫婦に、
「仲のいい秘訣は何ですか?」
と聞いたら、いろんな答えが返ってくると思う。「お互いにリスペクトできているから」とか、「コミュニケーションをしっかりとっているから」とか「我慢せずに、何でも言い合っているから」とか。
カップルの数だけ答えがあると言ってもいいかもしれない。でも、どんな仲のいいカップルでも、無意識にでも、必ずしていることがあるとしたら…。あなたもその秘訣を知りたいと思うのが当然だと思う。今回は、ずっと仲の良いカップルを続けていく秘訣をお伝えしたい。
どんなパートナーでも嫌なところがある
一緒にいるとお互いの嫌なところに出くわすことが必ずある。これは、どんなカップルでもしょうがないことだ。結婚してようと結婚してまいと、それは関係ない。でも、ずっと仲の良いカップルと破滅してしまうカップルの二手に分かれていく。
もちろん、別れてしまうカップルは、いろんな理由があって、すれ違っていく。例えば、お互いに忙しくてコミュニケーションを取る時間がなかったとか。他に好きな人ができてしまったとか。価値観が違いすぎたとか。それこそ、本当にいろんな理由がある。
会いたいという気持ちが絶対条件
僕の考えでは、どんな2人でも、良好な関係を続けていくためには、また会いたいと思う気持ちを2人がキープし続けることが絶対条件になる。また会いたいと思えない関係だと恋愛も結婚生活も続かない、というより続けることができない。
パートナーに会いたいという気持ちはどこからやってくるのか、それはお互いの顔である。お互いの顔が見たい、すなわち、会いたいだからだ。そして、相手のどんな顔が見たいかと言えば、当然、笑顔である。逆に、見たくない顔は、もちろん、怒っている顔だ。
この写真の女性の顔を見てほしい。あなたがパートナーに向かって不満を言ったり、パートナーの意見を否定しているときの顔がこんな顔である。この顔が四六時中続くあなたに、パートナーは会いたくなるだろうか?
パートナーを許す気持ちが大事
でも、日常生活で笑顔になる機会は意外と少ないのは、先程お伝えしたとおり。では、どうしたらいいのか。答えは、あなたが許す気持ちで話をすることだ。「許す気持ちって、なんじゃそりゃ」と思ったかもしれない。
忙しく生活していると人は、どうしても人のちょっとしたことを許せなくなる。例えば、パートナーがデートに遅刻してきたとしよう。「いったい何分遅刻してんのよ」と怒ってしまう。さらに、レストランの予約時間に間に合うようするため、彼の運転が荒くなる。「そんな運転、怖い」とまた怒ってしまう。そんな感じで、どんどん、顔が険しくなっていく。結果、ケンカになってしまうのである。
しかし、許すと決めると、遅刻したことに対しても、「しょうがないなあ、次は気をつけてね」と許せる。彼の運転にも、「レストランには遅刻すると伝えればいいから、安全運転で」とお願いできる。結果、顔も険しくならない。もちろん、ケンカにもならない。
まずは、パートナーを許すという気持ちを持つことが大事。許す気持ちを持てないと、どうしても、相手に対してネガティブになってしまう。ゆえに、否定的な言葉が増える。否定的な言葉を使えば使うほど、顔が険しくなる。結果、また会いたいという顔からは遠ざかっていく。
でも、パートナーと意見が合わないときは、どうしても否定的になってしまうのでは? と思うかもしれない。
そんなときも、許すと思えるかで、結果は変わってくる。許せなくて、否定的な言葉をたくさん使ってしまえば、あなたの顔も険しくなるし、つられて彼も不快になるから、譲りあうこともできにくい。
けれど、許す前提で、話をすれば、あなたの表情も穏やかに話ができるし、彼も穏やかに話ができる。結果、譲りあうポイントが見つかりやすいのである。
もっとパートナーと仲良くなるために
さらに、もっとパートナーといい関係を続けるために、できるだけ口角を上げることを意識しよう。口角が上がった顔=笑顔である。また口角が上げることによって、脳内から幸せホルモン「セロトニン」が分泌される。
当然、自分の顔がもっと笑顔になる。口角を上げるトレーニングとして、「ウイスキー」「キムチ」「キウイ」が有名だ。けれど、笑顔のトレーニングをすることを除けば、それらの言葉を日常生活で使う機会はそれほど多くない。
近い言葉として、「嬉しい」「楽しい」「カワイイ」がある。だから、これらの言葉を日常生活で使う機会を増やそう。ちっちゃいことでも、嬉しいときには嬉しいと言おう。楽しいときには楽しいと言おう。カワイイと思ったら、カワイイと言おう。
これらの言葉を使う機会が増えれば、当然、口角が上がる。そして、笑顔も増える。結果、また会いたいと思ってもらえる顔になれるのである。
パートナーは表情であなたを判断している
また会いたいか、そうでないかを、人は相手の顔、もっと言えば表情で判断している。そして、会いたいと思われる表情を作っているのが、口角を上げることだ。ならば、口角を上げる言葉をできるだけ使えばいい。
そして、口角を下げる言葉をできるだけ使わないのが鉄則となる。その前提となるのが許す気持ちを持つことになる。
それを無意識にでも、続けているのが、仲の良いカップルだ。逆に、残念ながら、口角が下がりぱなしのが、破局していくカップルである。そして、口角が上がった顔になることは、日々のちっちゃい積み重ねだ。
あなたが許せないと口角が下がった顔をし続けて、パートナーと破滅する道を選ぶのか。それとも、毎日、ちっちゃい努力をして、仲の良いカップルを続けていく道を選ぶのか。決めるのは、あなたなんだ。
今日はそんな感じで、Ciao!!
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