「こんなことで、嫉妬してしまっているかと思うと、イライラしてしまうんです」
先日、ある女性から、嫉妬のことで、相談をいただきました。自分以外にも、彼と仲良くしている存在がいれば、嫉妬してしまう。恋愛には、独占欲がつきもの。逆に言えば、独占欲がなければ、恋愛と言えないかもしれません。当たり前といえば、当たり前のことかもしれません。
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女性以外でも嫉妬する
ここで大事なことは、嫉妬してしまう対象は、若い女性だけではないということです。友達、子ども、親、趣味、仕事だって、嫉妬の対象になります。彼とあなたの間に割り込んでくる何かは全て嫉妬の対象になります。
ここで、一つの疑問が出てくると思います。若い女性でも嫉妬の対象にならないときがあるのは、なぜでしょう? ということです。これについては、答えは一つしかありません。
あなたが相手の存在を認めているかそうでないかの違いです。若い女性でも、あの人は彼の職場の同僚なんだとか、彼の友人なんだとその存在を認めていれば、嫉妬の対象にはなり得ません。
その女性と面識があるかどうかによって、嫉妬してしまうかどうかが違ってくるのか? という疑問もあるでしょう。面識があるかどうかについては、特に関係ありません。もちろん、彼が紹介してくれたという感じで、面識ができると、嫉妬の気持ちがなくなるということはあります。
大事なことは、あなたが相手のことを、彼の近くにいていい存在として、認めているかどうかです。
逆に認めていないと、若い女性でなくても、嫉妬してしまうことになります。例えば、若いときに多いですが、彼が自分より、男友だちと遊ぶことを優先して、腹が立つというのが、その最たる例です。
男友だちですから、浮気相手、もしくは盗られる心配はありません。彼とは同性ですから。もちろん、この場合、彼と男友だちがゲイであるというケースを除いています。けれど、腹が立つのはなぜか?
やっぱり、あなたがその男友だちを自分より彼の近くにいていい存在として認めてないからです。だから、あなたと彼の間に割って入られたと腹が立つんです。
あなたが何かの列に並んでいたとしましょう。そこにいきなり知らない人に割り込まれたら、腹が立ちますよね。そんな感じです。
めんどくさいを受け入れる
理性の中では、嫉妬の対象にはならない。けれど、感情的には、不快に思ってしまう。それが、嫉妬のめんどくさいところだと思います。もちろん、理性的にも、感情的にも、不快に思ってしまう嫉妬もありますけれど。
そういっためんどくさい嫉妬の解決策は、そういっためんどくさい自分を受け入れてあげることです。受け入れるって、どうすれば? って、思いますよね。簡単に言えば、そういった感情を押さえつけない、そのままにしておくっていう感じです。
僕も、過去、嫉妬を抑えてつけてきました。もともと、僕は、すぐにいろんなことに対して嫉妬してしまうタイプで、しょっちゅうイライラしていました。けれど、あるときから、嫉妬してしまう自分を許すことにしたんですね。
で、いつも、「しょうがないな」とか、「めんどくさいな、自分」とか言いながら、受け入れたんです。すると、心が乱されることが減りました。もちろん、イライラすることはありますが、それでも、かなり違います。
そもそもの問題として、人間はめんどくさい生き物だと思います。だから、めんどくさい自分が当たり前なんですね。ということで、そんなめんどくさい自分と上手にお付き合いすることが大事なんです。
逆に、「嫉妬してはいけない」とか、「そんなことを思ってはいけない」とか思ってしまうと、余計にその感情を意識してしまって、嫉妬してしまう自分から抜け出せなくなってしまいます。
人は真っ白ではない
人って、真っ白なクリーンな存在ではありません。ダークな部分も必ず存在しています。嫉妬もそのうちの一つです。ただ、嫉妬に狂って、おかしな行動を取れなければ問題はないんです。思っているだけなら、ないことと一緒にですから。
「こんなことに嫉妬してしまうなんて、おかしい」ってことは、ないんです。何に嫉妬するから、人それぞれですし、それが普通です。
いたずらに自分を責める必要はないです。ぜひ、そんな自分を認めてあげてください。必ず、気持ちが楽になりますよ。
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