● 「役所が発行する、紙一枚で何が保証されているのかわかんない」
● 「婚姻届を出したとしても奥さんが逃げて行かないっていう保証はない」
● 「愛って保証できるもんじゃなくて、最初のちょっとした掛け違いが溝をうんでいって、いつしか埋められない溝ができていくのは普通」
Contents
結婚にはメリットがない
先日、人気ブロガーのはあちゅうさんと堀江貴文さんの対談の中で、堀江さんが上記のような理由で、結婚にはメリットが一つもないと語っていた。正直、確かにそうだよなとうなずく人も多いのではないかと思う。
結婚のメリットはたった1つ
じゃあ、結婚には本当に何のメリットもないのかというと私はそうは思わない。私は既婚の男だ。結婚生活はまだ4年くらいしかないが、私は結婚の最大のメリットを受けてきた。
では、結婚の最大のメリットって何だろう。他のメリットは、これに比べれば無いに等しいくらいだ。最終的には、これがあるからこそ、みんな結婚したいと思うのだ。
もったいぶってしまったが、私が考える結婚の最大のメリットは、家族のぬくもりや温かさを感じることができることだ。「何だそりゃ」と思った人もいるかもしれない。
例えば、誰もいない家に帰宅するのと、「ただいま」と言えば、「おかえりなさい。」と返事があるのとでは全く違う気持ちになる。やっぱり、家に帰ると誰かいるっていいな、と思わないか。
けれど、それくらいなら、同棲でも一緒じゃないかと言いたくなる人もいるはずだ。私は、結婚と同棲は全く別のものだと思っている。同棲のときは、あくまで恋愛中心の関係。結婚生活は、男と女の愛に加えて家族愛も含んだ関係だ。
だから、結婚生活で感じる温かさやぬくもりと同棲で感じるものとでは質が全く違うんだ。人は、年齢を重ねるごとに自然と家族の温かさを求めるようになってくる。ゆえに、結婚したいと思うんだ。
夫婦関係は簡単に破たんする
もちろん、夫婦の関係は堀江さんが言われるとおり、婚姻届、一枚で保証されるものではない。人の気持ちなんて変わっていくもの。二人の間に溝ができれば、簡単にすれ違ってしまう。その証拠に3組に1組が離婚しているこのご時世だ。
ただそれでも、少数派かもしれないがやっぱり上手くいっている夫婦はいる。私の周囲にだって、こうなりたいなと思う素敵な先輩夫婦がいる。
相手に時間を割けるかが大事
じゃあ、離婚してしまうカップルと温かい関係を保ち続けるカップル。その差はどこにあるのだろうか。結論から言えば、良い関係を保つためにどれだけ自分の時間を割けるかだと思う。なぜなら、二人がすれ違う原因の根本は、自分のためばかりに時間を割くことだからだ。
仕事、趣味、友人など、ときにはパートナーより優先したい、優先しなければならないことがある。しかも、パートナーは一番身近な存在だ。ついつい後回しにしてしまう。それが、積もりに積った結果、夫婦関係が上手くいかなくなる。しいては離婚だ。
結婚生活=さぼらないこと
だから、努力しなければならない。結婚して、二人が求めた温かさを手に入れたかもしれない。けれど、それは一時的なものだ。今度はそれを維持するためには、さぼらないことが必要なのだ。別に毎日、相手のためにサプライズをしなければならないというようなことを言っているわけではない。
毎日のちょっとした努力、お互いのために家事をさぼらずやる、お互いの話をよく聞く、記念日を忘れない、というような些細なことを継続的にやっていくことが大事だ。こういった小さなことを大切にしていくと家庭の温かさは消えない。
結婚生活は2人しだい
もちろん、結婚生活は長い。山あり谷ありだ。二人の危機だって当然あるだろう。そんなときに、婚姻届でつながっているからこそ、結婚式を挙げたときの気持ちを思い出せるからこそ、乗り越えられた二人もたくさんいるはずだ。
確かに、単なる紙切れ一枚の関係の二人もたくさんいる。されど、紙切れ一枚のおかげで強い絆で結ばれた二人もいる。簡単に破れる紙にするのか、鉄板のように割れない紙にするのかはあなたしだいなのだ。
今日はそんな感じで、Ciao!!
よかったら、こちらもどうぞ。