全ては共同作業からなんだ。夫婦円満はここからしか始まらない。思い出してみてほしい。出会ったころを、付き合い始めたころを。二人で何かを楽しんだからこそ、気持ちが深まったことを忘れてしまってはいないだろうか。
年賀状を送っている人ほど夫婦円満!結婚満足度81点
http://www.trendsoken.com/report/residence/1095/ トレンド総研の年賀状に対する調査レポートによると、年賀状を送っている人ほど幸せな結婚生活を送り、夫婦関係も円満であることが分かった。
なぜ、年賀状を送っている人のほうが夫婦円満なのだろうか。答えは、会話をするからである。会話なんて、結婚していればするじゃないかと思うかもしれない。しかし、考えてみてほしい。
現代の結婚生活は忙しい。共働きが当たり前になりつつあるし、仕事の拘束時間は長い。出勤時間、帰宅時間が異なれば、起きる時間、寝る時間も違う。同じ家に暮らしていてもすれ違いやすい。
一緒に暮らしていても、生活リズムが違えば、会話があっても必要最低限のことしか話さない。仕事がきつければ、休日、二人とも家にいたとしても、夫婦で会話より休みたいというのが本音だろう。家事だってしなくちゃならない。そう、ゆっくり話がしにくいのである。
会話が少なくなれば、女性は不満がたまりやすい。もともと女性は話を聞いてもらいたい生き物だ。もちろん、夫に一番聞いてもらいたいと思っている。だから、夫婦で会話ができないのは結婚生活のストレスの原因になるんだ。
妻にストレスがたまれば、当然、一緒に暮らしている夫にも影響してくる。元来、男は女の話を聞くのが苦手だ。そして、妻は、イライラしている。家では自分こともしたい。妻が面倒になってくるのである。
そんな夫の姿を見て、妻はまたイライラを募らせる。悪循環だ。当然、どんどん二人の会話は減っていく。そんな二人に必要なこと。それは二人で何かやるということ。すなわち共同作業なのだ。
別に年賀状の作成でなくても構わない。日常の家事、育児でも問題ない。旅行の計画だって構わない。二人でやることが大事なんだ。二人で何かに取り組めば、必ず自然と会話はうまれる。
ときには意見が対立してケンカになるかもしれない。けれど、冷え切った関係が続くよりよっぽどいいと思わないか。会話が生まれれば、当然、雑談もはじまる。そうやって、話が広がっていけば、自然と二人の関係は温まっていくんだ。
また、二人で何かをやれば必ず絆が生まれる。絆というとちょっと大げさに聞こえるかもしれない。例えば、二人で協力して夜ごはんを作ったとしよう。確かに料理をするという行為そのものは単なる日常の小さな一コマだ。
しかし、料理ができあがったときには、必ず満足感がある。多少の失敗があっても一緒に食べれば美味しく感じられる。お互いに協力して料理を作ったということで、二人の距離も縮まるんだ。
幸せな結婚生活とは、二人で協力していろんなことを乗り越えていくことだ。日常の家事や育児からはじまり、長期的にみればいろんな事件が勃発する。もちろん、良いことばかりではない。むしろ、大変なことのほうが多い。
それを何とか一人ずつで解決しようとするのか、協力して二人で解決していくのでは結婚生活の満足度に決定的な違いが出てくる。当然、困難を二人で乗り越えたほうが夫婦円満だ。ちょっとしたことからで構わない。何でも二人でやることをこころがけてはどうだろうか。
場合によっては、一人でやったほうが効率的なケースもあるかもしれない。しかし、二人でやったほうが効率的な場合も多々あるし、何よりお互いの絆が強くなっていく。最近、パートナーとすれ違っているなと感じていたら、ぜひ、参考にしてみてほしい。