破局=お互いのいるステージが全く違うことだ。これは、破滅する二人に共通することだと思う。だから、破滅を避けるためには、お互い調整し合わなければならない。もっと具体的に言えば、お互いに調整して、相手の顔をできるだけ見える位置にいることが必要だ。
とにかく、しんどい。とにかく、忙しい。メール、LINEに返事する余裕がない。家に帰ったら、バタン、キュー。
社会人になったら、誰しも経験することだと思う。学生時代との生活リズムの違い。慣れない仕事、人間関係での戸惑い。そして、新社会人カップルは破滅に向かっていくのである。
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原因はすれ違い
実際、私は新社会人のカップルが、就職による環境の激変の結果、破局を迎える例をたくさん見てきた。もちろん、理由はたくさんあると思う。けれど、やっぱり多いのは、すれ違いだ。
典型的な例とすれば、学生と新社会人のカップルになるだろう。自分が学生なので、社会人の生活が分からない。だから、学生の感覚でLINEする。けれど、新社会人は、生活が激変している。急ぎでないメッセージなんて、後回しだ。もしくは返事をしない。いわゆる既読スルーってやつだ。そのため、学生は何で返事が返って来ないんだと不安になる。
また社会人になると話題が変わる。環境が変われば、当然のことだ。しかし、学生は、もちろん学生の話題のままだ。変わらない。新社会人からすれば、子供みたいに思えてくる。ここでも、またすれ違いだ。
環境が変われば、人間関係も変わる。そして、出会いもある。「遠くのお寿司より近くのおにぎりやで。」とは、私の友人の名言だが、やっぱり、人は自分の近くにいる人の方がいい人に思えてしまう。好きになってしまう可能性だってある。
配置先によっては、東京と大阪とか、東京と福岡なんて、遠距離恋愛になってしまうカップルもたくさんいるだろう。そこで、頼りになる人は、やっぱり身近にいる人だ。LINEより電話、電話より直接会っているほうが、相手のぬくもりを感じられる。
ここまでは、なぜ新社会人カップルにすれ違いが起こりやすいか、破局しやすいかを考察してきた。では、どうしたら、破局を回避できるのか。
破局を回避する方法
大事なことは、忙しいさに負けずに、コミュニケーションを緊密に取ることだ。忙しいとどうしてもそれはおろそかになってしまう。けれど、そこが最も肝になるところなんだ。
なぜなら、お互いのプライオリティーが高いものを知ることもできる。また相手がどういった環境にいるのかも理解することもできるからだ。その結果、相手に配慮できる。感情おいても行動についてもだ。そして初めて、破局も回避できるのである。
最初の試練
学生だった二人にとって、新社会人になって起こる環境の激変は、結婚に向けての最初の試練と考えていいかもしれない。ここを乗り越えた二人は、20代半ば以降に結婚していく。
新社会人カップルのみんな、ここを乗り越えられるかどうかは、あなたたちの腕しだいだ。
今日はそんな感じで、Ciao!!
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