「なんで、連絡してくれないの?」
「私のことをもっと大切にしてよ」
「仕事と私、どっちが大切なのよ」
ついつい、彼に不満をぶつけてしまう。よくある話です。先日、大阪の方とお話していたときに、「彼に不満をぶつけ過ぎたみたいで、「距離をおきたい」と言われてしまった、どうしたらいいですか?」と質問を受けました。
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不満は愛情の裏返し
でも、これって女性からすれば彼に愛情があるからこその不満ですよね。不満という形で愛を伝えているわけです。しかし、男性はそうは受け取りません。自分は悪くないのに、一方的に責められていると受け取るわけです。
ここで、男女のすれ違いが発生してしまいます。さらに、女性は何でも話をして解決したいので、「話し合って」と彼に席につくよう促すわけです。けれど、男性は女性から「話しあいたい」と言われて話し合うのが苦手です。で、また2人の溝が広がっていくのです。
彼に愛を伝える方法
女性の立場からすれば、自分の不満や行動の裏には、愛があります、でも、男性の脳の仕組みでは表面、不満しか受け取らない、というより、受け取れないわけです。では、素直に愛を伝えて、受け取ってもらうにはどうしたらいいでしょうか?ついでに、彼への不満も上手に伝えるにはどうしたらいいでしょうか?
素直に伝える方法としては、言葉で「いつも愛している」と伝えるのが、もっとも簡単な方法です。そう、海外ドラマのように、「I LOVE YOU」と伝えるのが、一番伝わります。言葉で表現していますから。
けれど、日本人にその方法には抵抗があるでしょう。恥じらいの文化ですから。大事なことを言葉にするのは苦手だからです。だからこそ、照れもなくストレートな表現ができる人がモテるんですよね。
日本の女性にあった愛情表現
では、日本人の女性にあった素直な愛情表現とは、どういったものなのでしょうか? いつものごとく正直がっかりしてしまうかもしれません。そして、特別な方法でもありません。
もったいぶってしまいましたが、では、正解をお伝えしましょう。答えは、褒めることです。そして、彼を認めてあげることです。彼に向かって「すっごーい」と言ってあげることです。これが女性ができる最高の愛情表現です。
なぜなら、男は自分のことを認めてほしい生き物だからです。だから、自分のことを認めてくれていると感じるフレーズに弱いんです。言われただけで、ニマニマしてしまうものなのです。だから、褒め言葉を言えっていう話になるんですね。
逆に言えば、けなされるのがとても苦手です。自分のことをけなされる事前に察知すると、及び腰になってしまいます。だから、「話し合い」が苦手なんですね。
不満を上手に伝える方法
そこはわかるのだけれど、上手に不満を伝える方法を早く教えてほしいと思った方もいるでしょう。では、さっさとお伝えしましょう。叱られたくないので。
まず問題になるのは、感情です。「不満を伝えるときに感情的になっていませんか?」 ってことです。感情的になってしまっていたら、どんなことを言ってもそれだけで台無しです。
怒り口調で伝えるのももちろんですが、涙ながらに訴えても、彼はどうしていいのかわからず戸惑うだけです。だから、テンションは普段のテンションで伝えるのを心がけましょう。
伝えるときには、より2人の関係がよりよくなるためにということを意識しましょう。例えば、先ほどの事例を使ってお伝えすると
A「仕事と私、どっちが大切なの?」
B「いつもお仕事お疲れ様。仕事が一区切りしたら、2人でお疲れ様会しよっ」
どちらが、彼にとって、やる気になるでしょうか? Aの場合、男性にとっては、仕事と彼女は基本的に比較の対象ではありません。だから、困らせるだけです。逆に、Bの場合は、彼が仕事でガンバることを認めてあげています。また彼をねぎらっています。そして、お疲れ様会を持ち出すことで、自分をアピールしています。
だから、当然、Bの方が彼と関係が深まるといっていいでしょう。そんな極端な例をあげられてもと思うかもしれません。しかし、ここでのポイントは、2人の関係がよりよくなるためにはどうしたらいいかということです。それがわかりやすい例にしました。
普段のテンションのときに伝える
「こんなのすぐにはできない」と思われる方もいらっしゃるでしょう。だったら、まずは不満を言うときには、普通のテンションを心がけてください。普通のテンションが維持できれば、彼も普通に受け取ります。歩み寄ってくれるのです。
逆にいらだったり、感情が高ぶってしまっているときは、できるだけ不満を伝えるのは避けましょう。第三者、例えば、友人に聞いてもらいましょう。そして、落ち着いたときに、彼に伝えるのがベターです。無理に彼に不満を伝えようとしても、彼は一歩後ろに下がるだけです。もちろん、僕みたいな人間に相談するのも一つの方法です。
どうしても、彼に聞いてもらえたいときは、あらかじめ、前置きしてから伝えましょう。そうすれば、彼も落ち着いて聞くことができます。
2人の関係はグッと良くなる
こういった男性に愛を伝える方法や不満を伝える方法を知っておくと、変な心の探り合いや男女の違いからくる相手に対してストレスがなくなる、もしくは減ります。その結果、一緒にいる時間が充実してくるのです。
愛情を素直に伝えるということは、日本人にとって、ちょっとしたストレスになっています。忖度という言葉が使われるように、察してほしいという文化ですから。けれど、彼が分かりやすい愛情の伝え方、彼のストレスになりにくい不満の伝え方を知っておけば、2人の関係は劇的に変わります。
ぜひ、やってみてください。
今日はそんな感じで、Ciao!
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