先日、母のスマホの契約の関係で、母と一緒にある大手キャリアのショップを訪問しました。一通り説明を受けた後、もう一度、来てほしいということだったので、その場は帰り、また別の日に訪問しました。
すると、次に対応してくれたスタッフの方と前回、対応してくれた方のスタッフの説明が違ったんですね。ここまでは、よくある話だと思います。で、僕と母は余分なことをさせられてしまったんです。一言「ごめんなさい」があるのが、僕と母の常識では、当然でした。
けれど、そのスタッフの方からは、一言も「ごめんなさい」がありませんでした。その対応に僕はカチンときてしまったので、少しクレームを言ってしまったのですが、当たり障りのない返事に終始したのです。結局、母が無意味だと言ったので、僕も引き下がりました。僕自身も時間の無駄だと思ったからです。
僕の父も「ごめんなさい」がない男です。生まれてこの方、彼から「ごめんなさい」を言ってもらったことがありません。最近は、しょうがないなと諦めています。けれど、「ごめんなさい」の一言がないばっかりに、僕は父とさんざんケンカをしてきました。
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謝り下手は恋愛下手
そして、そんな父の子どもですから、僕も謝るのが下手だったわけです。それで、何度か失敗して人間関係をダメにしてきた過去があります。恋愛絡みで言えば、昔、付き合っていたとある彼女とケンカしたときには、一言、僕が「ごめんなさい」を言えれば、すんなり仲直りできたこともあったでしょう。
けれど、その一言が言えなくて、ケンカがヒートアップしてしまったことが何度かありました。もちろん、その彼女とはうまくいかなくなって、「さようなら」になってしまいました。
ただ、冒頭の大手キャリアショップのスタッフとは、一時的な関係です。だから、別に対応が悪くても、最悪、キャリアを変えれば終わりです。しかし、近しい関係だとそういうわけにはいきません。
男は謝れない生き物
特にこのブログのテーマである男女関係においては、一言「ごめんさい」を言えるかどうかが今後の関係を左右してしまいます。相手は、一言「ごめんさい」を言ってくれれば、すぐに許せるのにと思って待っていても、言ってくれない。
だから、「何で「ごめんさい」と言ってくれないの?」とよけい感情を怒りの炎が舞い上がってしまう。すったもんだした結果、関係が壊れてしまうんです。男女関係においては、基本的には、男が謝れません。よけいに怒るはめになってしまうのは、女性です。
では、なぜ、男は謝れないのでしょう。たった一言、女性に「ごめんなさい」と言えば、すんなり元のサヤに戻れるのに。それは、脳の構造上、結果重視だからです。もっと言えば、自分の失敗を認めたくないのです。謝罪してしまえば、自分の失敗を認めてしまうことになるからです。そして、謝る自分はイケてないんですね。男性はもともと自分はすごいと思ってもらいたい生き物。さらに謝りにくくなるんです。
だから、男性は謝るのが苦手な人が多いんです。このブログの読者は女性が大半です。そんなことを言われても、一言「ごめん」と言ってくれないと気持ちがおさまらないという人は多いでしょう。「たった一言の「ごめん」がなぜ言えないんですか?」と疑問に思う人もいるかもしれません。
本音が言える環境を作っておく
けれど、「ごめん」と言うのが、個人差があるにしろ、男性は苦手というのは変えられません。となれば、女性が考え方を変えていくしか方法はありません。
一つは、常日頃から、彼が率直に話ができる環境を作っておくということ。男性は、心配かけたくないやかっこ悪いと思ってしまいやすいので、自分の心配事や悩みを話したがりません。だから、日頃からさりげなく、声かけをしたり、自分は彼のことを認めているという姿勢を見せておいてください。
自分から「ごめんなさい」
次は、抵抗があるかもしれませんが、ケンカになったときは、まずは自分から「ごめんなさい」と言いましょう。「私は悪くないのになぜ、私から謝らなくてはならないの?」と思うかもしれません。
しかし、起きてしまったことは、必ず2人に原因があります。確かに最後に引き金を引いたのは彼かもしれません。しかし、あなたの過剰な期待や、無理な希望、コミュニケーション不足なんかが直接的にではないにせよ、必ずあります。
だから、一言、先に謝りましょう。もし、謝りにくい、もしくは謝るのが明らかに不適当という場合には、先に感謝を伝えましょう。すると、彼も「ごめんなさい」と言いやすいですし、あなたの話を聞いてくれます。
時間をおく
そんなことができるほど、気持ちに余裕がないとか、怒りでそれどころではなくなる人は、まずは時間をおいてください。それで、誰か別の人に話を聞いてもらってください。女性が怒りがおさまらないときには、たいていの場合、相手が話を聞いてくれないという気持ちがあります。
ただ、怒りをそのままぶつけると、男性は離れていってしまいます。だから、第三者、友人や、僕のようなカウンセラーや専門家に入ってもらえば、自分が楽になれるし、時間もおけます。
男と女がうまくいくための鉄則
男性と上手にお付き合いするための鉄則は、「良いところは徹底的に褒めて、悪いところには、目をつむる」というのが原則です。これを守れないと遅かれ早かれ、2人の関係はうまくいかなくなります。だから、ちょっとしたことなら、目をつむるというも一つの方法なのです。
そして、何かが起きたときは、自分が25%、相手は25%、環境に50%の責任があります。だから、どんなときでも、相手に100%責任があって、相手が一方的に悪いということはありません。
このことを頭の片隅に入れておくと、相手とトラブったときに怒りで心が支配されることがなくなります。ぜひ、心に留めておいてください。
今日はそんな感じで、Ciao!
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