「連絡がない=愛情がなくなったわけではない」
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恋愛感情は長くて3年
よくいただくご相談内容の一つに、急にLINEの回数が少なくなってしまったとか、彼のテンションが下がったように感じます。愛情が冷めたのではないかと不安に思っているのですけれど、どうしたら、いいでしょうか? というものがあります。
男性の中には、女性が自分の彼女になったと感じると、あからさまに、手を抜くというか、自分のペースに戻る人もいます。だから、男性には、そういったタイプの人がいるということを知っていないと、相手が冷めたと悩んでしまうわけです。
ただ、恋愛感情は、長くても3年と言われています。恋愛を司るホルモン、REA(フェニルミチルアミン)というホルモンが減少してしまうからなんですね。だから、つまり、いずれは情熱的な恋愛感情から、安定的な愛情に移行していく、移行させるものなんです。
もちろん、安定的な愛情に移行せずに、冷めたとか、ケンカ別れしてしまったカップルもたくさんいるわけですが。
彼の愛情をずっと感じたい
なんとなくその理論は分かる。それでも、彼の愛情はずっと感じたいです。けれど、彼の愛情をどこで感じていいのかわからないんです、とおっしゃる方は、本当に、たくさん、いらっしゃいます。
女性は基本的に、言葉やコミュニケーションで愛情を感じやすいんですね。具体的に「好き」とか「愛している」と言われたいですし、LINEもたくさん送られてくることで、愛情を感じるんですね。
日常で愛を感じてますか?
では、ここで一つ質問です。ある日のデートで、彼があなたにコーヒーを買ってくれたとしましょう。あなたはそういった彼の態度に愛情を感じるでしょうか?
お付き合いを始める前後だと、彼って、気を使ってくれてるなと、愛情を感じるはずです。しかし、付き合って、しばらく経っていると、嬉しい、とは思うかもしれませんが、愛情までは感じない人が、たくさんいるでしょう。
それどころか、ありがた迷惑、と思う人だって、いるかもしれません。
同棲もしくは、結婚しているカップルに質問です。彼が、指定の日にゴミ出ししてくれる。このことに愛情を感じますか? ふたりで生活しているし、家事を分担するのは当たり前と思って、特に愛情を感じるとまでは思わない人がほとんどではないでしょうか?
僕は、朝が苦手なので、朝食を作るのは、妻に任せています。その代わり、僕は夜ごはんを作るので、ギブアンドテイクが成立していると思っていたんですね。
けれど、最近、考え方が変わって、妻が僕の朝ごはんを用意してくれるのは、やっぱり愛だと思ったんですね。嫌いな相手に朝ごはんを作るわけないし、彼女も朝、起きるのが面倒な日もあるでしょうから。
当たり前にやってくれていることでも、やっぱり愛が込められているんです。やっている本人が意識しているかどうかはともかく。そこに感謝してあげないと、いつか、相手は「オレはこんなにやっているのに、お前は……」と怒りが湧いてくるんです。
これについては、たぶん異論はないでしょう。ご自身でも経験があるでしょうから。愛がない場合、お金をもらわないと継続的に何かをやり続けることは難しいもの。もちろん、ボランティアをしている人もたくさんしていますが、継続し続ける人は、なかなかいません。
LINEの回数が減った=冷めたではない
さて、話は戻ります。今日、伝えたいことは、あなたは自分の感じたいところだけで、愛を感じようとしていませんか? ということです。LINEをたくさんくれるということが愛というのが、その最たる例です。
彼のLINEの回数が減った=愛情が冷めたではありません。確かに、そう思う気持ちはわかります。女性はそこで、愛を感じたい生き物ですから、しかし、LINEの回数は減ったけれど、他の部分で、愛を与えてくれていることもたくさんあるんですね。
それは、あなたの好きなお店に予約を入れてくれることかもしれません。彼があなたに家でコーヒーを挿れてくれることかもしれません。デートのときにそっと、あなたにあわせて歩いてくれることかもしれません。
だから、できる限り、いろんなところで、彼の愛を感じるようにしてください。女性の心の特徴は変えようがありません。だから、そこで悩んだり、不安に思うことはしょうがありません。
でも、他のところで、足りなくなった愛を補うことができれば、大丈夫ですよね。LINEが少なくても、他のところで、満ち足りていれば気にならない経験をしたことがあるはずです。
ぜひ、いろんなところで、彼の愛を感じてみてください。
今日はそんな感じで、以上です。
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